十二星座大戦☆彡12 獅子VS天秤、水瓶 [獅々堂 はかる むぅ アルタイル]

獅々堂さんが入室しました
獅々堂 : (路地を抜けた先、やや開けた通りの昼下がり
獅々堂 : (長身にグレーのスーツを着込んだ男。顔つきは厳つく、眼光は刃のように鋭い。
獅々堂 : (少し歩いて立ち止まり、胸元を探るもややあって嘆息。タバコは学生になってから控えていることを思い出す。
獅々堂 : ……誰もいやしねェ
獅々堂 : (昨日も多少は歩き回った。ただ、誰と出会うこともなく終わったのだ。
獅々堂 : (イラつきがあるわけではない。ただ、参加した以上は腕を振るう責任はある、はずだ。
獅々堂 : (仕方なしに近くのベンチへ座る。胸元を探る。もちろんタバコはない。
獅々堂 : ふう……。
獅々堂 : (頭を掻く
獅々堂 : (ぼやーっと街並みを眺める。優勝できなかったとしても進出予定の街だ。注意を払っておいて損はない。
獅々堂 : (歩き回った感じでは後ろ暗い場所はそれほど多くなかった。よく"整理"されているのが効いているのだろう。
獅々堂 : こんな街ばっかりってんなら、俺らのシゴトもそう多かねェんだがなァ……。
獅々堂 : (だからこそ、この整然と汲み上げられた街は少しだけ居心地が悪い。
獅々堂 : (結局のところ自分もアウトサイダーであるということなのだろう、と納得して席を立つ
獅々堂 : 誰も来なねェな……。
獅々堂 : (露店でホットドッグを買ってまたベンチに座る。
はかるさんが入室しました
獅々堂 : (一口、二口、みるみるうちにホットドッグを平らげる。
はかる : (流れ行く雑踏の中、一般人が通り過ぎると――ふと立っている人影
獅々堂 : ……ハ。ようやくだ(くしゃりと包み紙を握り潰し、ゴミ箱に投げ捨てる。
獅々堂 : (立ち上がり、人影にその鋭い視線を向ける。
はかる : これはどうも。二度目になりますか。
はかる : とは言っても前夜祭に顔を出されなかったことが悔やまれますが……
獅々堂 : おう。……俺みてェなのがあんなキラッキラした場にいけるわけねェだろ。
獅々堂 : んなこたァどうでもいい。……やるんだろ?(獰猛な笑みを浮かべる
はかる : はい。勿論(指を弾くと小さな玉――光の雫のようなそれが地に落ちる
はかる : (地に落ちた瞬間、旋風じみた風が辺りを薙ぐ
はかる : (悲鳴、駭きの声があがり、人が離れていく――いわゆる人払い
獅々堂 : そうだ。そうでなきゃァな……(旋風のなか一歩も動くことなく、ポケットからワッペンを取り出し
はかる : もう少し、様子を見ていたかったのですが―― 少々、貴方は平等に欠けるようですので。
獅々堂 : 平等だ?(右手に持ったワッペンを一度見せ
獅々堂 : そりゃまた縁のねェ言葉だな(グッと握りしめ拳を作る
はかる : ええ。こちらの話ですので、お気になさらず(胸元のワッペンをトントン、と叩き
はかる : (――愛咲はかるは、華奢である。 鍛えてはいる。当然。光への階段の護り手。それが彼の職業であり天命。
はかる : (それでも、それでも相対する男とは明らかにサイズが異なる。 特に前後の分厚さなど、倍ほどはあるだろう
はかる : (あの豪腕で殴られようものなら、首ごとねじ切れるのではないか、そう思わせるほどの異形、獣臭。
はかる : …(脇目で街の大型モニターを見遣る。ちょうど、自分達の試合開始がライブ中継されている
獅々堂 : チッ……見世物かよ(気づいて頭を掻く
はかる : ええ、仕事が早い。特にこんな街中では特に(同時に、誰かが気付くこともあるだろう
はかる : (それならば、彼の道は予め決まっている。勝利条件も、天命も。
はかる : (”対峙した時点で、それらは満たされているも同然である”
はかる : では、やりましょうか。獅々堂さん(微笑み棒立ちする好青年
獅々堂 : やってやる。死ぬんじゃねェぞ……?(獣の笑み。"暴力"が悠然とはかるへ向けて歩き出す
はかる : では、御手柔らかに。
獅々堂 : そいつァまた難しい相談だな。(歩む。構えはない。そもそも構えなど持たない。ただ殴るだけなのだから当然だが。
はかる : (こちらも構えない。構えがないのか、格闘術などまっぴらごめんなのか。
獅々堂 : 動かねェのか?(歩む。肩の調子を慣らすように右腕を軽く回す
はかる : 都合が良いでしょう?(あと数歩も歩けば彼の拳の距離
獅々堂 : ……そりゃそうだ(歩む。撃鉄を起こすようにギリギリと右腕の筋肉が引き絞られる
はかる : ―――(間合いに入る寸前。はかるの脚が動いている。
はかる : (――右脚が跳ね上がり、革靴の先が、獅々堂の胸元に槍のように伸びる
獅々堂 : ! ……悪くねェ(槍のように放たれた靴先が胸元に刺さる。止まらない。面白い、と笑う
はかる : ――!(ゴムか岩か、相反するそれらでも蹴った感触
獅々堂 : (ごう、と風を薙ぎ払う音とともに右腕が放たれる。
獅々堂 : (撃鉄と称したが銃どころではない。砲のような暴力の塊がお返しと言わんばかりに胸元へ迫る!
はかる : !(反動のまま足を折り、半歩下がると、拳はシャツの布地を擦り下ろす
獅々堂 : (間髪入れず半歩前へ。距離を取られるのは慣れている、と言わんばかりに追撃の左拳が側頭部へ打ち下ろされる
はかる : 流石――!(怯まず踏み込む。凶弾が火花でも散らすように髪を薙いで行く
はかる : ッ(大柄ならばこの距離は逆に不利―― 顎、喉、鳩尾へ高速三連
獅々堂 : よく来たな(驚きはない。評価する。前に出なければそれで終わっていたところだ
はかる : 勿論――!(当然、効果は無いに等しい――更に連打。倒すほどの威力はないが、動きを阻害することは出来る
獅々堂 : (右腕を締めて顎と喉だけ守る。そしてそのまま、さらに前へ──!
獅々堂 : (間髪入れずに左腕で胸ぐらを掴み
獅々堂 : (頭突き!!
はかる : (肘を曲げて迎撃防御――するも いやなヒビ割れ音がするのは此方の方――
はかる : ッ~~、!(拙い、これほどか。 これほどの膂力さか。
獅々堂 : 速ェな(額を少し切ったのか、血を流しながらもう一度右腕をフルスイングして胸倉に叩き込む
獅々堂 : (再度の轟砲が迫る
はかる : ――少し、大振り過ぎますね――!(拳を振り上げた瞬間、獅々堂の目に一瞬うつるのは はかるの後頭部
はかる : ≪ユニコーン≫――(獅々堂の、真下のから――魔性の疾さで浮き上がってくるモノ。
はかる : ――≪ヒール≫!! (背を向け、身体を前に折り、轟砲を躱したはかるの、左の踵――!
獅々堂 : ハッ! アンタ、"そういうやつ"か(とっさに両腕でガード。少しだけ、身体が浮き上がる
はかる : ――≪ヴォン・ツヴァイ≫!(すぐさま逆足と入れ替え様に放つ、天へ突き上げるような一撃
はかる : (着地、させない。ここで決める――【天空の叛加護<ヘブンズ・フィール>】発動――
はかる : (獅々堂の重量を弱体化――!
獅々堂 : (ガードを解かないまま受け、空中へと打ち出される
はかる : (片手を振り下ろし、風を叩きつけるように跳躍
獅々堂 : 全力で来な!(笑みは消えない。むしろ今の状況を楽しんでさえいる
はかる : ここが正念場ですね、恐らくは!(身をひねり、ウェーブのかかった髪ごしの瞳で獅々堂を見据え
はかる : ≪ヴァルキリエ>>!!(中空で蹴り、からの後ろ廻し蹴り
はかる : (――空中での打撃など、基本的に一度か、その反動重量<カウンターウェイト>を利用した二度が限界である
はかる : (空中に足場でも無い限り―― それが、彼の天の遣いにはある。
はかる : ≪ランス≫――!(二連蹴りからの、風爆付きの左掌底
獅々堂 : (そのすべてをがっちりと締めた両腕で受けていく。だが、空中ではなす術もない。
はかる : っは、!(まるで効いていない! 笑える! これでも必殺の連携なんですけどね――!
はかる : (右腕はさっきの頭突きでチョベリバ。ならば後はどうするか――
獅々堂 : (ややあって墜落。土埃を巻き上げる
獅々堂 : (……立ち上がる
はかる : (空中で左手を抱え込むように、ありったけの光が集う 幾多もの風の爆弾
獅々堂 : (獅子堂楓は鈍重だ。だが、相手がどこを破壊するべきとしてその技を振るうのはわかる。
はかる : ≪スカイロード・ノヴァ≫!!(瀑布の如く風爆が降り注ぐ
はかる : (次々と着弾し炸裂する風の魔物――砂塵が、瓦礫が、砂煙が巻き起こる
獅々堂 : (本能から来るそれはけして万能ではない
獅々堂 : (しかし、今この場、前に進むための防御を選択できる程度には有能だ
獅々堂 : (轟音と暴風のなか歩む
はかる : (着地、当然、効いては居ないだろう。これで少しでも削れてくれれば良いが――
獅々堂 : (時折己に迫る風爆を
獅々堂 : (振り上げた拳で粉砕する
獅々堂 : (己の拳に対する絶対的な自信。
獅々堂 : (自信? いや──知っているのだ。己の拳は何者にも打ち勝つと。
獅々堂 : (歩みは止まらない。もう一度その暴威を以て相手を下すため。
獅々堂 : 全力には……全力だ
はかる : ――、(爆砕しながら突き進む巨影を見遣る。やはり、止まらないか。
獅々堂 : 受け取れ──!!(はかるの前に立ち、渾身の右を叩き込む
はかる : (ビキリと痛む――先ほどの頭突きで痛めた、右腕を前に――!
はかる :  ッ
はかる : ――――(水平に人影が消し飛び、壁に叩きつけられる
はかる : ッッ、、はっ、(その壁ですら叩き割れるほどの速度!
獅々堂 : ……俺の勝ちだ。
獅々堂 : 文句は、あるか?
はかる : (壁に縫い付けていた余韻がようやく収まり――、片膝ついて着地
はかる : いえ、文句など決して(ゆっくりと立ち上がる。折れたのか、右腕は力なく垂れている
獅々堂 : ……ワッペン出せ(右手のワッペンをポケットにしまい催促する
はかる : (天秤のワッペンを外し、手渡し
はかる : 少しは削れましたか?(ふと笑顔で
獅々堂 : なんだそりゃァ……?(受け取り、訝し気な顔をする
獅々堂 : ま、いい。放送もされてんだ……すぐに救護が来るだろ。俺ァ次に行かせてもらう
はかる : いえ、(本来は黒子であり傍観者。なぜ前に出てきたか。
はかる : 貴方は少し、強すぎるようでしたので。
はかる : それは些か、フェアではないと思い(ニコリと
獅々堂 : ハ。世の中何一つフェアなもんかよ。
獅々堂 : 相手が強かろうがなんだろうがよ。こうと決めたら戦うのが侠だろうが。
獅々堂 : そうじゃなきゃいけねェ。
はかる : ええ、理解できます。 男気というものですね?
はかる : それに惚れる男女はさぞ多いことでしょう…(それはそれでウォッチ対象
獅々堂 : ま、そういうことだ。
はかる : ええ、お互いに。(微笑む
獅々堂 : 惚れた腫れたには縁がねェがな……
獅々堂 : ……喋り過ぎた。じゃあな。
獅々堂 : (スーツについた砂埃を払い、路地へ向けて歩き出す
はかる : まーたまたウッソだあ! それだけの体と心を持って、誰彼が放って置く訳がありません!(先ほどと打って変わったテンション
はかる : 次は恋バナを聞かせてくださいね! 獅々堂さん(にこやかに見送り
獅々堂 : (答えず、軽く手を挙げる。首をコキコキと鳴らしながら、人ごみの中に消えていく
獅々堂 : (その体躯/その存在感故、人ごみの中でもひときわ目立ってしまうのだが──
はかる : ――さて、(周りを見渡し、納得したように
獅々堂さんが退室しました
はかる : (雑踏に消える
はかるさんが退室しました
むぅさんが入室しました
むぅ : えへへ…(商業施設のフードコートの席に座り 中継モニターを眺めている
むぅ : すごかったねぇ(特別、興味の無い2人が潰しあってくれて助かる、という利己的な感想
むぅ : (真っ赤なストロベリーの入ったクレープを ぐチャりと口にいれ
むぅ : (ジュル…チャク…
むぅ : (ぺろりと手についたクリームを舐めて)ルカちゃんどこかなぁ
むぅ : (──市街中心 それはNSの真ん中。すなわち、交戦が開始された瞬間、その場へ突撃する準備。
むぅ : (指舐め 舐めて 噛み) さそりちゃんもいいなぁ
むぅ : …ああ、でも、やっぱりナツキちゃんだぁ(──自分を屈してくれる 間違いない
むぅ : (ズタボロに追い込んでくれる 彼女は強い 高潔 正しい 素晴らしい人物
むぅ : (初日だってそうだ ギリギリの戦いだった 変身、電撃により戦闘スタイル
むぅ : (かろうじてワッペン交換まで至れたものの、あの雷の攻撃は相性も悪“かった”
むぅ : つよかったなぁ(──えへへ、と笑うお日辻むぅは夢を見ている
むぅ : (昨日の戦いはルカの代わりに自分がいて。ナツキと戦っていた。
むぅ : (初日のハイライトで見た光景が、そっくりそのまま入れ替わった認識
むぅ : 三人、うーん、三人…ナツキちゃんは最後…最後にむぅちゃんを倒してもらうんだからぁ…
むぅ : (…でもナツキちゃんが万が一にも怪我しちゃったら!!
むぅ : (すくっと立ち上がる)
むぅ : 先手だよね(立ち去る ──そう、簡単な話だった!
むぅ : (さそりと、ルカと、ナツキ以外を全部倒しておけば、あとは自分と戦ってくれるね!!
むぅ : えへへ…
むぅ : (市街のビルの上へ──
むぅさんが退室しました

 


 

 

アルタイルさんが入室しました
アルタイル : (──スクエア西エリア。
アルタイル : …(中継にあった戦いは、学区近く。なら次はこのあたり、かもしれない。
アルタイル : (鉄水を担ぎ、路地をうろつく チャポンと水瓶から水が跳ねる
獅々堂さんが入室しました
獅々堂 : (路地に現れる一際厳ついグレースーツの男。
アルタイル : (立ち止まり、すぐさま15Tdほどの距離を確保する)…
獅々堂 : (獣のような鋭い眼光がアルタイルを捉える。
獅々堂 : ……やるか?
獅々堂 : (ポケットから二枚のワッペンを取り出し、見せる
アルタイル : 会いたくない、やつに会ったが…人生そう、うまくいくものじゃない(さそり座のワッペン見せる
アルタイル : 退いて意味のある時では無い。やるか。
獅々堂 : そうこなくちゃァな……(ワッペンを右手に握り込む
アルタイル : (…思えばこいつ、柱にいたな。柱組と何故か縁がある。
アルタイル : (どう見てもパワータイプ…貰えて一撃…いやそれも危ないか
アルタイル : いくぞ(鉄水をまわす
獅々堂 : いいぜ、来な(構えはなく、獣の笑みを浮かべアルタイルを見やる
アルタイル : (左右は路地の壁、ともなれば移動は前後のみ。跳びまわるのは不得手。
アルタイル : (水瓶接続反転、振り回すと大きめの水弾を連続して2発
獅々堂 : あんだ、そりゃ(無造作に右拳を先頭の一発目に叩きつける
アルタイル : (バシャンと弾ける これそのものは、確かに水量はあるがただの綺麗な水に過ぎない
獅々堂 : (轟風とともに、水塊が水滴ごとアルタイルに向けてはじけ飛ぶ
アルタイル : 星宿の民が七天に命ずる(追加の水弾を1発、相殺するように打ち込み、水瓶に手を突っ込む
アルタイル : 我らが守護星。我が血肉を持って之に応えよ。…ッチ、微妙。
アルタイル : 【七曜】、起動。太陽の侵蝕(…起動するが、発動はまだだ。火星や金星などと違い、単純には使えない。
獅々堂 : 面白い手品だな。次はなんだ?(一歩、アルタイルに向けて歩き出す
アルタイル : (残り10Td 鉄水をひとまわし、水瓶を切り離し発車
アルタイル : (くるくると水瓶から水が漏れつつ放物線に飛ぶ
獅々堂 : (意に介さずまた一歩前へ
アルタイル : (爆発 大量の水が降りかかる
アルタイル : (鎖の先から練成されるように水瓶が復活し、その底側を手で掴み…口を向ける)
獅々堂 : ……チッ(ずぶ濡れになった不快感からスーツの上着を脱ぎ捨てる。 
アルタイル : これでやれるとは…思わないが(こぶし大の、青紫色の魔力弾発射
獅々堂 : (上半身に張り付いたシャツからはところどころ入れ墨の形が透けて見える
獅々堂 : 仕込みはそれで充分か?(魔力弾に左腕をぶつけながらさらに前へ
アルタイル : (途端、湿った左腕で魔力爆発─が、さらに体の水気で連鎖爆発
アルタイル : (獅々堂を中心に連続して爆発 ミシミシと左右の壁に衝撃が奔る
アルタイル : (爆発地点とアルタイルの間には、先の爆発での水溜まり)アスファルトは…わかりやすいな。
獅々堂 : ッハ! 面白ェぞ手品師!(破れてボロボロになったシャツ姿で爆発の中から躍り出る
アルタイル : 全く効いちゃいねぇ(水を踏む足音が、それをアルタイルに伝える
獅々堂 : (邪魔なシャツをむしり取ると、獅子、鳳凰、龍の入れ墨があらわになる。その威容はスーツ姿よりさらに暴力的
アルタイル : …とすれば太陽は正解か?(距離を取りつつ、などはできない。だがわざわざ受ける理由も無い。
獅々堂 : 今度はこっちが行く番だ。そうだろ?(遂にアルタイルの前までたどり着く。一撃、砲撃のような右拳が眼前に迫る
アルタイル : (それを水瓶で受ける 破裂、衝撃でアルタイルがのけぞる
アルタイル : (一応のガード…また水が派手に散るが、もはやそういう話ではない
獅々堂 : なんだァ? 今度は爆発は無しか!?(そのまま左拳が横薙ぎにアルタイルの肩口を襲う
アルタイル : …“よし”( くらっていい攻撃 否、くらえば肩がもげて使えなくなる が
アルタイル : Show Time──だ…ッ!!??(文字通り肩が捻れると同時に、白霧に覆われる
アルタイル : (突然の霧 咽返るような蒸気も感じる
獅々堂 : 次から次へと、手が込んでるじゃねェか
アルタイル : (転がるようにして、壁側にいき、壁を背に 練成するものは2つ
アルタイル : (水瓶と、簡単な壁 水瓶を投げようとしたが、力が入らないため足元へ転がす)
獅々堂 : ごろごろと音を鳴らして動くのはうまくねェな(音を聞いてそちらへ歩きだす。まるで獣
アルタイル : (──【七曜】のうち、日曜が操るのは蒸気
アルタイル : (実際に操るのは霧 だがこの場には、大量のソレが渦巻く 獅々堂の足に、水瓶があたる
アルタイル : そうかも…な( ────起爆
獅々堂 : また爆発か? いやこりゃあ──
アルタイル : (路地の左右の壁が押し倒されるように吹き飛ぶ 壁を作ったアルタイルも壁ごと吹っ飛ぶ
アルタイル : (民家の壁に激突 ふと、もうちょっと戦う場所考えればよかったな──と馬鹿らしいことを考え
獅々堂 : (濛々と立ち込める霧と砂埃が晴れていく
獅々堂 : やるじゃねえか。効いた。効いたぜ……
獅々堂 : (立っていた。悠然と。膝をつくことを己に許さず。
獅々堂 : けどなァ。それじゃあ、まだ"足りねェ"!!
アルタイル : …(その可能性を考えてはいたが、本当に立っているとは
獅々堂 : (吠える。鈍重なれども巨体の獣がアルタイルへと駆ける
アルタイル : ざまぁないな…(…壁の向こう側に飛ばされたため、周囲に水溜りがない
獅々堂 : (右腕は引き絞られ、ただ一撃を繰り出すために特化していく
アルタイル : (ついでに右肩が割りともげている 鉄水はさっきどこかへとんでいった
獅々堂 : 俺を倒したいなら──
獅々堂 : (振りかぶり
アルタイル : (…いやまてよ、こいつ… この体勢──
獅々堂 : このぐらいのモンは持ってこい!!(アルタイルのすぐ横に叩きつけられ、轟音と衝撃で吹き飛ばす
アルタイル : ふざけ、やがって!(吹き飛び
アルタイル : (着地、手から鉄水の金属棒部分を生み出し杖めいてつく
獅々堂 : (スーツの上着を拾い上げ肩にかける
アルタイル : トドメは刺さない…ありがたいね…全く
獅々堂 : ──俺の勝ちだ。
アルタイル : (ワッペンを投げる 緩やかに宙をまわってとぶ
アルタイル : 生憎俺のじゃないが。また0枚だ、うまくいかないね
獅々堂 : (ワッペンを受け取り、無造作にポケットへ突っ込む
アルタイル : 順調だな?その調子で…勝ち上がれよ…
アルタイル : オレは…今日は帰る(右腕ぶらぶらさせつつ
獅々堂 : あ? 別にまだ終わったわけじゃねえだろうが
アルタイル : オレは1戦目は負け、2戦目は勝ち、3戦目はこれで負け…
アルタイル : 当然“終わり”じゃない。
獅々堂 : ハ。それならいい。面白かったぜ、手品師(スーツの上着に袖を通し、アルタイルに背を向ける
アルタイル : 次で勝ってまた1枚…それを掛金にまた見せてやるよ。手品。
獅々堂 : (獰猛な笑みを浮かべつつ腕を挙げてその場を去る。
獅々堂 : (破れたシャツを買うため、一路中心街へ──。
獅々堂さんが退室しました
アルタイル : …(無敵では無い。効きはする。だが、圧倒的に時間が足りない。
アルタイル : (勝てるとすれば、)“月曜”…だな。天の導きはオレに大抵、不利に向くが…
アルタイル : (次に相対したとき、1/7でいい勝負ができるとなればこれはもう)ざまぁないぜ。
アルタイル : (祈るほかないね。ふざけやがって)
アルタイル : (立ち去っていく 目指すはセーフエリア 0枚故、殴られることは無いと思うが
アルタイル : (今日は1試合で終いだ
アルタイルさんが退室しました

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最終更新:2018年06月04日 12:55