蒸忍来訪 [翠嵐 アリカ 真紅]

眼鏡っ娘さんが入室しました
眼鏡っ娘 : (ニコラスクェア 夜
眼鏡っ娘 : (駅を降りて路地へと入る
眼鏡っ娘 : (着物ミニスカの女性
眼鏡っ娘 : (長めの髪をまとめて上げて、かんざしに大きな風車
眼鏡っ娘 : (小さな風鈴イアリングを両耳からぶら下げ
眼鏡っ娘 : (静夜に下駄音と風情な風鈴を鳴らす
眼鏡っ娘 : (着物の帯の内側には、
眼鏡っ娘 : (何やら怪しい…試験管…?ガラス器具?金属?各種
眼鏡っ娘 : ・・・?(駅から暫く町中を歩き
眼鏡っ娘 : (ようやく辿り着く
眼鏡っ娘 : (廃列車の隠れ家的喫茶
眼鏡っ娘 : ここ…かしら?
眼鏡っ娘 : (下駄でステップを登って
眼鏡っ娘 : こんばんわ。お邪魔させて頂きます。(丁寧に挨拶しながら入店
アリカさんが入室しました
アリカ : いらっしゃい!足元気をつけてね、ちょっと薄暗いから(和装の給仕
眼鏡っ娘 : これは丁寧にどうも。(挨拶しながら近づいていく
眼鏡っ娘 : でも大丈夫よ。夜目は効く方だから。
アリカ : そんな猫科か忍者みたいな…お席はご自由にどうぞ(ロングシートだったりクロスシートだったり
眼鏡っ娘 : っっ?! 猫ではないわね…(アリカ見て警戒
アリカ : 猫じゃないなら忍者だったり?まっさかぁ(笑って
眼鏡っ娘 : !!?(アリカ見て構える
アリカ : え、何そのリアクション…
眼鏡っ娘 : 私の正体に一瞬で気付くなんて…貴女、只者じゃあないわね?(両手を腰の帯にセット
アリカ : いや、気づいてなかったんだけど…?(ええー、という困り半分笑い半分
眼鏡っ娘 : ??!(構えを解いてアリカを見る
眼鏡っ娘 : …ん、んんっ(咳払いして) 気づいてないなら良いわ!
アリカ : 忍者にしてはハイカラだね。貴女もシーナから?
アリカ : それとも、忍者ではないけどシーナから?
眼鏡っ娘 : えぇ、シーナのウルガからやってきたの。(ニコっと笑って答えて
眼鏡っ娘 : って、気づいとるやないかーい!!(飛び退く
アリカ : そう!シーナの…ウラガから。それで、忍者だからシーナ?忍者ではないけどシーナ?
眼鏡っ娘 : 訳あって職業は明かせないわ…でもハイカラな忍者もアリだと思うの。(眼鏡クイっと上げて
アリカ : (この人かなり残念なタイプだ…)そうだね、ありだね。座ろっか。
眼鏡っ娘 : (この人なかなか鋭いわ…油断は禁物ね…)えぇ、ご案内どうも。(着席する
アリカ : (メニュー渡して)はいどうぞ。
眼鏡っ娘 : 宇治金時を1つ、良いかしら?(メニュー受け取って見ずに
アリカ : かしこまりました。お飲み物は?
眼鏡っ娘 : では、温かい緑茶を。
アリカ : はい、では少々お待ち下さいっと
アリカ : (隣の車両へ
眼鏡っ娘 : (店内を見渡している
アリカ : (しばらくして持ってきてテーブルに)店員が言うのも何だけどさ
アリカ : (並ぶ宇治金時と緑茶)この時間からこれは大丈夫なの?
眼鏡っ娘 : 心配には及ばないわ。甘味は別腹なのよ。
アリカ : 別腹だから太るんだけど…
眼鏡っ娘 : 冷たく甘い宇治金時を、温かい緑茶で中和する…この調和が体に悪いわけがないわ。(スプーン手に取り
アリカ : (調和されてるのは温度であって糖分じゃない…!)
アリカ : それで、こんな時間に来たのは待ち合わせとか?こんな裏路地、真っ暗だし
アリカ : わざわざ迷い込む場所じゃないんだけど…
眼鏡っ娘 : ええ、実際だいぶ迷ったわ。(宇治金時食べながら
眼鏡っ娘 : 隠れ家的喫茶と聞いていたけども…まさかこんな所に…それも廃車を利用して存在してるなんてね。
アリカ : 私もつい先日から来たんだけどね。そうそう、自己紹介まだだった。
アリカ : 鉋姫アリカ、シーナの鉋垳の里…って小さいからわからないかな。修行の身だよ。
眼鏡っ娘 : !?(アリカ見上げ)…貴女もシーナ出身なのね。
眼鏡っ娘 : 私は翠嵐<すいらん> 巧都ウラガの翠嵐よ。
眼鏡っ娘さんが退室しました
翠嵐さんが入室しました
アリカ : 巧都ウラガの忍者の翠嵐ちゃん?
翠嵐 : 知っていたのね!??
アリカ : 知らなかったけど。
翠嵐 : !!???(アリカ見上げて目をパチクリ
アリカ : これはきっと忍者のフリ…ね?
翠嵐 : フリとは何よ! 失礼な!
アリカ : なんと、ではフリではなく…忍者さん?
翠嵐 : ええ、(宇治金時一口食べて)私はれっきとした忍者よ!
翠嵐 : 寺薙衆四番隊隊長"蒸剤"の翠嵐と言えばウラガの地で知らぬくノ一は居ないわ!
アリカ : うーん、知らないなぁ、どういう任務なの?
翠嵐 : 残念。任務で来たわけではないのよ。
翠嵐 : いえ、任務だとしても部外者には決して教えませんけども。
アリカ : そうだよねぇ。翠嵐ちゃん1人で観光?
翠嵐 : 馴れ馴れしいですよ。翠嵐隊長か翠嵐さんとお呼びなさい。(宇治金時食べて
翠嵐 : そして…観光でも無いわ。新しい街だからと言ってそんな浮かれた気分では来ておりません。
アリカ : さすが隊長、任務じゃなくてもやる気なんだねぇ…
翠嵐 : ん、んんっ、(何か喋りすぎたような…?(宇治金時食べて
翠嵐 : 時に、アリカさん。 最近この辺で…
翠嵐 : 忍者を見かけたりしてないかしら?
アリカ : うーん、どんな忍者?
翠嵐 : 赤い忍者ね。あと忍者とは思えないぐらい目立つわ。
アリカ : 私は知らないなぁ、他には?
翠嵐 : 私が今探しているのはその忍者だけよ。他の忍者が来ているかは調べてないわ。
アリカ : そっかー。それだけ目立つならすぐ見つかるかもね。
翠嵐 : ええ、ありがとう。
翠嵐 : 全く…いったいこんな所で何を…(宇治金時食べて緑茶飲む
アリカ : お茶でも飲みにきてるのでは。翠嵐ちゃんと同じで。
翠嵐 : 私はお茶を飲みに来たわけではないけれども…それはそうとココの宇治金時は絶品ね?
真紅さんが入室しました
真紅 : (喫茶ET付近――鉄塔アンテナの上でマフラーを棚引かせている人影
真紅 : …………
アリカ : EB系列店だからだね、喫茶店EBの出すものはなんでも美味しいんだよ。
翠嵐 : そうなのね。流石はセントラルの伝説の喫茶ね…(感心しながら完食
真紅 : (時刻は夜。人の流れはまばらになったが車両の交通量はまるで減っていない
真紅 : …………見失った…!(頭わしゃわしゃ
真紅 : 仕方ないね―、今日はあがりにしよっか(自分を慰めて
真紅 : (鉄塔の支柱でぐるんと回転し、急落下
真紅 : (身軽にぽんぽーんと何度か跳躍し、ETの上に着地
翠嵐 : ま、居ないなら仕方ないわね。(席を立ち
翠嵐 : 美味しかったわ。また来るわね。(食べにじゃなく調査しに、よ?あくまで。
翠嵐 : (机の上に小銭をジャラジャラ並べて置く ピッタリ金額
真紅 : (あ、そうか窓から入るとダメなんだった
アリカ : はい、それじゃまた…ん?
翠嵐 : じゃあねアリカさん。(挨拶して退店していく
アリカ : (なんかETの上に小石でも落ちたかなと見上げ、気のせいかと
翠嵐 : ・・・(ステップを降りて路地へ向かいながら
真紅 : おろ?(翠嵐の上から声
翠嵐 : ん?あの子結局私の事知らなかったのよね?ハメられた…?隊長とまで自己紹介しちゃったけど…
翠嵐 : まぁ…駄目ではないわね…実際地元では有名なワケだし…(何やら思案しブツブツ言う
翠嵐 : "蒸剤"の翠嵐と言えば知らぬくノ一は…(ブツブツ言いながら夜の街へ消えていく
翠嵐 : (あ、宿取らなきゃ。まだあいてるかしら…
翠嵐さんが退室しました
真紅 : おろろろ? 今のって…?(考え込んでいたので声をかけず見送る。
真紅 : (ひょいっと降りてちゃんと戸口から中へ
真紅 : こーんばんはー 抹茶ラテおねがいしまーすー(呑気に入って注文
アリカ : はい、いらっしゃいませ…忍者だ…
真紅 : え、何々、その食べ飽きた顔!
アリカ : さっきも忍者が…お知り合いね?
真紅 : ぁあ、そっか…翠嵐さんが来てたからか……
真紅 : んー、そうなんです。ごめんなさい、何かもー大世帯染みてきちゃってて――
真紅 : (そんな夜更けトークをしつつ、彼女に(残念な)魔の手がすぐそこまで迫っていることに
真紅 : (今は気付きもしなかった……!
アリカ : ( 続 く
真紅さんが退室しました
アリカさんが退室しました

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最終更新:2018年06月11日 10:26