熔暴竜・壱 蒼朱抜刀 [タイヨウ 群青 真紅 レウカ 漆羽]

群青さんが入室しました
群青 : ふう、情報は一通り出そろったな(幾つかの書状を抱えてETの店内へ
タイヨウさんが入室しました
タイヨウ : (飲み物が半分ぐらいなくなっている状態 正規部隊制服の、背の高い…少年
群青 : しかし、これほどまでとは……(それぞれの書状を検分し、情報をまとめていく
タイヨウ : ん…こんにちは(ヘッドホン取り挨拶
群青 : む? おお、こんにちは。ニコラスクエアの官憲の方……ですね?(書状をガサガサと仕舞って挨拶する
タイヨウ : はい、俺は鉄道警備隊で…今は休憩、兼、パトロールといったところだ。
タイヨウ : ここの喫茶は一般市民も訪れるが、胡乱な輩も多く来る…
群青 : なるほど。それはご苦労様です。
群青 : 胡乱な輩……ですか。
タイヨウ : 俺は古威流太陽(タイヨウ)。貴方は?
群青 : これはご丁寧に。俺は群青といいます。胡乱な輩が……という話でしたが、俺になにか?
タイヨウ : いえ、貴方は問題なさそうなのですが、スリや、最近では地獄人も出たとか…
群青 : スリはともかく、地獄人とは……? 随分と穏やかではない名前をしているようですが。
タイヨウ : 俺はそうした輩をk…取り締まらないといけない。休憩中に運良く遭遇できれば、御の字だ。
タイヨウ : 地獄人は…(かいつまんで説明 復活してくる無差別襲撃者)
群青 : ふむふむ。なるほど、どうやら貴方は勤勉な方のようだ。ウラガの見廻組にも見習わせたいところです(感心感心と頷き
タイヨウ : ウラガ…ああ、ウラガ!
群青 : おや、ご存じで?
タイヨウ : もしやウラガの鉄道路線の関係でこちらに?
群青 : 当たらずとも遠からずといったところでしょうか。俺は官憲に近い組織の人間なので、そこまで深く鉄道路線に関わっているわけではありませんが……。
群青 : 見聞を広め、ニコラスクエアやセントラルシティの文化や風土を学ばねば、突然路線の開通というわけにもいきますまい。
タイヨウ : (深く頷いて)貴方は正しい人だ…俺も見習わねば!
タイヨウ : シドリーの先なのでランドール鉄道の管轄、ですがNSからも警護員を出す予定なのですよ!(なんか丁寧語になってきた
群青 : おお、鉄道に関しては先んじているNSの方が参加してくれるなら心強いですね。
タイヨウ : ええ、残念ながら俺はこの都市周辺警備なので行けないのですが…
タイヨウ : 心強い鉄道警備隊の者が、鉄道拠点を守りますよ!
群青 : ありがたい話ですね……。
群青 : それに見たところタイヨウさんはなかなかできる方のようなので、この都市から離れるのは難しいのはよくわかります(相変わらず経験Sで概ねの実力を見抜くマン
タイヨウ : いえ、俺なんかまだまだ…お父さんに比べれば…
群青 : ご謙遜を。それだけの実力があれば守れるものも多い。お父上がどれほど強くても、貴方が弱いという事にはならんでしょう。
タイヨウ : …いや、まだまだ。この前もスリを取り逃がしてしまったばかり。
タイヨウ : 弱くはないかもしれないが、俺はそれでは満足できない。まだ強さが…要る
群青 : ふぅむ。どれほどの強さを欲しているのかはわかりませんが、強さもまた色々。そのスリが逃げ切ったのもまた強さなら……(注文していた団子をほおばる
群青 : こうしてうまい団子を作れるのもある意味で強さです。何をもって強さと言い、何のために力を振るうのか。それはなかなか難しいところですね(茶を飲む
タイヨウ : 俺が求める強さは一つ。街の人間が、平和に暮らせること。
タイヨウ : …目の前の悪一つ捕まえられないようでは、程と遠い
タイヨウ : (ヘッドホンからアラームのような音が漏れる
群青 : それは立派な目標です。俺もまた守るための力を振るう身です。気持ちは近いものが……お? 何か鳴っていますね?
タイヨウ : む、時間のようです。パトロールに戻らねば。
群青 : これは……思ったよりも話し込んでしましましたね。
タイヨウ : (残りの飲み物を飲み干し)ウラガに鉄道が繋がるなら、貴方ともまた会う機会があると思います。
タイヨウ : 是非、共に都市発展に努めましょう!
群青 : ええ(頷き
タイヨウ : それでは失礼します!(敬礼 御代置いてETから去る
タイヨウさんが退室しました
群青 : (なかなか礼儀正しい若者だったな。少し危うい気質も見えたが……)
群青 : (いやしかし、ああいった危うさは己で道を開かねばどうなるというものでもない)
群青 : ……ふーむ。なかなか難しい(だんごをもぐもぐもぐもぐ
群青 : しかし、地獄人か。セントラル方面は人が死ににくいと聞くが、まさか復活する脅威まであるとは。
群青 : (七忍だけでなく、異世界からの影やオーバードなる怪人……どうにも胡乱な輩が多い)
真紅さんが入室しました
真紅 : 性が出るねー 何かわかった?(窓ごし逆さのニンジャレッド
群青 : ……む?(だんごを頬張りながら
群青 : (飲み込む
群青 : 真紅か。セントラ方面の危険因子やその他もろもろ風土やらなんやら、だいたいはわかってきたところだ
真紅 : ふぅーん?(くるっと元通りになりつつ着地。 …で、何か迂回して入り口から入ってくる
群青 : 入口から入ることをちゃんと覚えたな。どれ、団子をおごってやろう
真紅 : 芸覚えの猿か何かだと思ってない?(おちょぼ口で不満げ
群青 : 言ったことができたらしっかりと褒める。教育の基本だ(お茶をすすりながら
真紅 : それはーどーもー?(対面に座り、最後の団子串を勝手に取る
群青 : 先ほどニコラスクエアの官憲という少年と話したんだが
真紅 : うん(もぐもぐ
群青 : お前から報告があった危険な官憲天使とはまるで違う手合いだったな(もぐもぐ
真紅 : うーーん?(もぐもぐ) そうなんだ?
群青 : ああ、真面目で礼儀正しいわかものだった。見廻組の連中にも見習わせたいものだ
真紅 : 一枚岩じゃないってことね。 ま、そうなんだろうなーとは思ってけど。
真紅 : ミナリアってのは何かわかったー?
群青 : 細かくはわからんな。どうも異世界の名称らしいが……。
真紅 : そっかー…(串だけになったそれを皿に戻し
群青 : そっちは何か収穫らしいものはあったか?(次の団子を注文しつつ
真紅 : 報告書以上のことはなんにもー(両手を頭に回して
NS放送局さんが入室しました
NS放送局 : (サイレン)
群青 : ……む?
真紅 : ん、
NS放送局 : 『NS都市内に危険生物が侵入。慌てず近くの屋内へ避難を』(といった内容の放送)
NS放送局 : (セントラが近いせいか、ある程度の守護もあり、人々の動きは比較的のんびりとしたものだ
群青 : 行くか?(お題をさっさと払いながら荷物をまとめて立ち上がる
NS放送局 : (ET近くのマンホールの蓋が、下へと引っ込む
NS放送局さんが退室しました
レウカさんが入室しました
レウカ : (マンホールのなくなった穴から、這い出すように出てくるトカゲ 1mほどか
真紅 : (窓を開けて逆上がりのようなモーションで甲板上に
レウカ : (いや、トカゲにしては二足歩行が過ぎる 恐竜といっていいだろう
レウカ : るーるーるー
群青 : こいつは……?(店から駆け出てその姿を視認する
レウカ : (可愛く鳴きつつ 皮膚は赤黒く斑、お世辞にも可愛いといえない
レウカ : (路地裏に立って、上に首を伸ばしても1.5mほど 首を下げて1m
真紅 : ヤモリ……じゃないよね いやでっか。 地下にこんなのいるの??
レウカ : るー(くりくりとした赤い目で群青を見遣り、   姿が消える
レウカ : (瞬間、ETの背後の建物壁の上方に着地している 鋭い知覚ならば、予兆無しの跳躍が見れたであろう
群青 : ──疾い。
レウカ : (斜め上から、群青の後頭部狙い一直線に迫る 開く顎は、広く、生えた牙は、鋭い
群青 : ぬぅ!(とっさに長脇差を引き抜き、顎下から頭に向けて突き刺す
レウカ : (無理やり閉じられ──勢いのまま押し倒す 体躯にしては大きな足で群青を押さえつけ、暴れる!
レウカ : (刺さって…いない!!金属の感触!!
真紅 : ――!(紅い軌跡を帯びながら加速突撃 横っ腹を蹴っ飛ばす
レウカ : (横手に吹き飛ぶ 重い感触、おそらく想定されていた距離の半分程度しか吹き飛ばない
群青 : この感触、生物ではないのか…?(体勢を立て直しレウカを観察する
真紅 : ――ッ、(膝に響く反動
レウカ : るー(即座に二足歩行で体勢を立て直す 赤い右目は群青を見遣り、赤い左目は真紅を見遣る
レウカ : (カパッと口を開く 赤い宝玉のようなものが見える
真紅 : 思いっきり蹴ったのに、何、こいつ…!(既に血氣発動状態――そうでもないと敵わぬ相手と判断
レウカ : (チャージ… メ ル ト キ ャ ノ ン
群青 : (携帯機関の圧力を高め始める
群青 : ちぃ(正面から一足飛びで離れる
レウカ : (カッ!!と、持続時間の短い殺戮熱線放射 僅か0.2秒、されど射線上は沸騰する
真紅 : ちょっと斬れなさそーだねそれ!(残像残して消え――直後居た場所が蒸発する
群青 : (圧縮蒸気を鞘と機関刀に充填開始
レウカ : (宝玉はすぐに喉の奥に消え )るー…
レウカ : (短い手が、伸びる
群青 : 硬い。が感触的に斬れんということはない……!
レウカ : (体形が変化し、トカゲというよりは虎めいた形態
レウカ : (一直線に群青に迫る ──これは体当たり!!
群青 : あまり舐めるな!(圧縮蒸気が充填された機巧籠手の力で強引に掴み、そのまま地面に叩きつける
レウカ : r(柔術めいた動きでたたきつけられ
レウカ : (パキッ…
真紅 : オッケー! そのまーま――!(その中空に出現、腰を捻り踵を振り上げる
レウカ : (群青の手に、千切られたパーツが残る
真紅 : だぁぁ、よッ!!(地面ごと粉砕する勢いで踵落とし
レウカ : (なんと切り離し、攻撃を避けつつ転がりつつトカゲ形態へ戻り、跳ねて建物の壁に張り付く 異様に早い
群青 : カラクリ……というわけでもないのか?(パーツを観察する
レウカ : (戦闘者も顔負けの反応速度)るー…
レウカ : (千切られた分は戻らないのか、右手がなくなっている
レウカ : (そのまま壁を駆け上がる
真紅 : ――捷い!(踵を引き抜き、群青の前に立って
レウカ : (建物を上りきらない 上りきれば、NSのレーダーに捕捉されることが“わかっている”から
レウカ : (だからかわりに、振り向いて、赤い宝玉を口から見せるのだ)るー
群青 : 慌てなくていい。あれならまだ音より速いわけではない……(パーツを投げ捨て圧縮蒸気をさらに鞘と機関刀に送る
レウカ : (収束…先ほどと集まり方が異なる 宝玉の先に見える無数の“点”…
群青 : っ! 走れッ!(射線から外れるようノンストップで走り出す
真紅 : けど、随分”勘”が良さそうだよ? 疾さだけじゃなさそう、ね――!(残像残して駆け出す
レウカ : (拡散メルトキャノン放射 一瞬前まで2人のいた地点が、穴だらけになる
レウカ : (通った穴が熱量で炎上し始める)るー
群青 : さっさと片付けねば火の海だな。真紅、あれは叩き落せるか?
レウカ : (しかも連射可能なのか、再びエネルギーの集まりが見える 15mほど上の壁、圧倒的な地形優位
レウカ : (1手目で群青が“近接型”と見抜いた上での…立ち位置!!
真紅 : (背腰に下げた携帯機関のロックを外すと、気圧の抜ける音がして地に落ちる
真紅 : ……じゃーそのあとは、頼んだよ(ケーブルで繋がった蒸気銃も、捨てる。 ――これは通用しない敵だ
レウカ : (真紅も“速い”が、軽いとみている 先ほどの威力では、壁から叩き落されないと
レウカ : (ヒュン、とチャージしていたはずの宝玉を引っ込める
真紅 : (手首の時計を見遣る。時間はまだ60秒あまり。 まだ時間はある
群青 : ああ、任せろ。必ず斬る(圧縮蒸気の充填が最高潮まで高まる
レウカ : (真紅の挙動 “何か手がある” とみれば、コアは隠さねばならない
レウカ : (交戦に入った以上、逃げても追いつかれる
レウカ : (否、出てきたマンホール穴に入り込めば追ってはこれない。右目だけがマンホール穴を見る
真紅 : おっけー、じゃあ いっちょやってみますかッ!(出力をあげるように紅い体が再度ブレる
レウカ : (左目が真紅を見遣る 見えなくなった瞬間、マンホール穴へ高所より突撃する
群青 : (居合の構えのまま真紅が墜とすであろう場所へ向けて歩き出す
真紅 : (概ね同速――視界から消え去るほどの速度でマンホール前にスライド移動
レウカ : !!(瞬時に跳ねた… が それは
レウカ : (読まれていた それに気づくも、逃げに転じた獣に手がない!
真紅 : ――乙型!(否、最高速では真紅が上回る――腰と肘から紅い蒸気があがっている
真紅 : (再び炸裂――圧力差で真空波を生むほどの蒸気。それによるブースト移動
レウカ : (マンホール突入前のレウカにはなす術がない
真紅 : (飛び上がり様に顎を蹴り上げ――掌を構える
レウカ : る…
真紅 : 甲型――!(掌の金属弁が開く、紅い収束
真紅 : 赫蒸氣≪せきじょうき≫ッ!!(爆熱し放たれる”ソレ”をレウカに叩きつける
レウカ : (“塗装”が剥がれ、白銀…いや鈍い汚れた金属の肌が露わに その内から光る、隠し切れぬ紅の輝きも
レウカ : (斜め下に吹き跳び、バウンド
群青 : ──上出来(自分の下に吹き飛んでくるそれを捉え
レウカ : る…(片目だけが群青を、片目だけが放った体勢の真紅を
群青 : (目前に迫るレウカに向け
群青 : 蒸気抜刀──水神威。
群青 : (音はない。無音のまま刃が閃く。
レウカ : (群青の頭上を越え、地に叩きつけられ、跳ねて
レウカ : (2回目のバウンドでようやく思い出したかのように二つに分かれる その核ごと
レウカ : (そしてマンホールから跳び出てくる“2体目”を見、核は裂かれ、この個体の意識は潰えた
ミ・レウカさんが入室しました
ミ・レウカ : (マンホールから首を伸ばし、真紅の胴体へ食らいつく
群青 : (ややあって轟音が響く
ミ・レウカ : (核が裂かれたため、崩壊 ただの金属塊となる
ミ・レウカ : (そんな“1体目”を尻目に──)るー
群青 : ッ!!(真紅に迫るその姿を確認し、籠手のついた腕で思い切り殴りつける
レウカ : (光が消える
レウカさんが退室しました
ミ・レウカ : (ガッ…   ──それはあたるはずの攻撃 それが何故か
ミ・レウカ : (片足でマンホール入り口の縁に立ち、もう片方の足で篭手を受け止めている姿勢
真紅 : ――ッ!(腕を交差させ、そのまま食らいつかれる
ミ・レウカ : (金属の牙が真紅を捉え、器用に片足で群青を蹴り飛ばす
群青 : おおおおおお!!(両の機巧籠手の圧力を最大にし、片足を掴む
真紅 : ――ッッ、、、こ、のォッ!!(両掌の弁が開き、再び膨大量の蒸氣が炸裂
ミ・レウカ : (それはとてつもなく2人とも正解の行動であっただろう なぜなら、誰でもこれはわかることだ
ミ・レウカ : (噛み付いたら、次に何を“撃つ”かなど
ミ・レウカ : (体勢を崩され、牙が外れた後 真紅を掠めるように殺戮熱線が放たれる
真紅 : ッ、!(掠め熱線に煽られる
群青 : はああッッ!!(掴んだ片足から胴体を持ち上げ壁に叩きつける
ミ・レウカ : (マンホール口を掴んでいた足が入り口付近のコンクリごと引き剥がされ
群青 : (機巧籠手が悲鳴を上げるように蒸気を排出する
ミ・レウカ : (壁に叩き付けられる!建物が揺れ、壁材が降り注ぐ
ミ・レウカ : (…10秒後には復帰する 今のは金属の体に致命傷ではまるでない
群青 : 先ほど同様、斬らねばどうにもならんか…(再度圧縮蒸気を充填開始
ミ・レウカ : るー…
真紅 : 抗魔、金属かー…
NS放送局さんが入室しました
真紅 : (勿論、対応策はある。 ――真紅は赫蒸氣を、群青は最高圧の抜刀を当てれば、破壊はできる
NS放送局 : 「市街に入り込んだ敵対生物の駆除が進行中です 新たな個体は居ないため、もうしばらくお待ち下さい」
真紅 : (しかし、そのものが動き、見切り、捌くとなると、話が変わってくる
NS放送局 : (そんな暢気にも思える放送は、実際には正しい
NS放送局 : (此処以外の場所では、駆逐が終わったのだ それぞれが1体だけだったから
NS放送局 : (運悪く、いや運がいいのか
NS放送局 : (此処には、2体目がいる…!!
NS放送局さんが退室しました
ミ・レウカ : (…何故か瓦礫から出てこない 何故だろう?
真紅 : 先、往くよ。(――考えている場合じゃない、奴が動き出すまで何秒かは判らないけど、こっちは時間がない
群青 : ああ……(真紅の残り時間は少ない……背に腹は代えられん、か)
ミ・レウカ : (確かに先ほどの攻撃は、抗魔の気配があった 噛み付いた両腕は、守護強き場所ならば
ミ・レウカ : (すぐに治る気配が出てくる だが今は“それがない”
真紅 : 殿、頼んだ(熱線で削られた左肩が、燃料を焚べ続けているかの如く燃え続けている
ミ・レウカ : (かといって全身がそう、では無い 全身がそうであれば、殴った拳に亀裂が入る
群青 : 必ず斬る。あとのことはすべて任せろ。
ミ・レウカ : (──瓦礫の下に、発光
ミ・レウカ : (ミ・レウカは待ち受けているのだ。飛び込んでくるのを。“時間切れ”を読みきっている!
ミ・レウカ : (戦闘者を超える、驚異的な読みの知性。それを実践しようとする獣の感性。
真紅 : (一直線に、賭/駆ける――!
ミ・レウカ : (散弾式ではない。これは全方位に均等に“熱”を放射する、危険な技──
群青 : 淡、やるぞ。力のすべてを寄越してもらう(鞘と機関刀に圧縮蒸気を充填しながら、衛霊を掴み
真紅 : (最速最短、真後ろに控える切り札に全てを賭けて、瓦礫に肉薄
ミ・レウカ : るー    (メルトバースト 瓦礫を溶鉄と変え、全方位へ叩き出す
ミ・レウカ : (選択肢は常に最善、速度でどうにかならぬ細かさのショットガン
真紅 : 丙型――!!(紅い蒸氣を噴出、デタラメな出力で可能な限りの相殺
群青 : (胸に押し当て、己が内に取り込んでいく。朱と青の発光とともに自身へ降り注ぐ溶鉄を消炭に変えていく
ミ・レウカ : (そして──牙を剥く 方向、角度、良し
真紅 : ――、(勿論これは攻撃用。 溶鉄の全てを防げるわけではない。体と、蒸氣で、精々一枚の壁となる程度
ミ・レウカ : (真紅への噛み付き 確実にはさみ、砕かんとする一頭
群青 : させるかァッ!!(発光の中から飛び出した青光がミ・レウカに衝突し吹き飛ばす
ミ・レウカ : r(“飛び道具はないはずだ”    吹き飛ぶ!!
群青 : (青光が収まればそこには群青の姿。大きくは変わらぬ。ただ、髪が青に染まり、毛先だけが燃えるような朱色をしていた
群青 : (浸蝕憑依、淡。
ミ・レウカ : (屋内壁へと着地、すぐ地に下りる 狭い 不利 ここでは近接を
ミ・レウカ : rrrrrrrr(防ぎきれない!! カパりと口を開ける
ミ・レウカ : (散弾放射にて前方を根こそぎ蒸発させるほかは、あるまいと!!
群青 : それはもう、見た技だ(じわりじわりと髪色に朱が浸食していく
真紅 : させない、って――!(眼の前に出現、紅い霧を帯びた戦神
群青 : (今一度、機関刀を構える。真紅がそう動くと知っているが故に
ミ・レウカ : (構わず放射 その選択肢以外は無い!
真紅 : (大顎に手をぶち込み、宝玉を掴む
ミ・レウカ : (手を焼き千切るがごとく だが、あくまで熱ダメージ
真紅 : (至近距離でメルトの爆閃が迸り、乱反射するように
真紅 : ――――ッ、、(これで、最後ッッ
ミ・レウカ : (真紅の残り秒数を激減させる死の熱量
群青 : そいつは、熱ならば問題ない。
真紅 : (熱ならば、耐えられる、不死炎ですら焦がすことができない――
ミ・レウカ : (… これはやられる やられるならばどうするべきか
真紅 : い、、、くよ、ぉ!(閃光の中、摑んだまま半歩たたらを踏み、踵を返す
ミ・レウカ : (“情報”を!!
ミ・レウカ : (“親”へと!!
群青 : 来い──!(充填は済んでいる。ならばあとは、斬るのみ
ミ・レウカ : (先ほどは近くの個体からこの個体へ伝達された“それ”を、親へと!!
ミ・レウカ : rrrrr!!!!
ミ・レウカ : (通信… だめだ屋内だ!!届かない!!
真紅 : (爪先が地を捻り、腰を振り絞り、燃え盛る腕ごと”コイツ”を引き上げ
真紅 : ぉお  ッらぁッ!!!(ぶん、投げる――!!
ミ・レウカ : (好機、好機!一瞬でも生きながらえれば、あの外へ出れたら!
群青 : 蒸気抜刀──
ミ・レウカ : (両断であれば断片でも送れる!この勝負、もらった…と
ミ・レウカ : (“ミ・レウカ”は考えた
群青 : 焔神威……!!(水刃が白熱し、切断とともに水蒸気爆発。音だけがまた、遅れてやってくる
ミ・レウカ : (切断され、体が粉々になり、コアだけが外へ転がり出る
ミ・レウカ : (通信──できない 何故だ?
群青 : (刀を収める。朱は髪の首元まで迫っていた。
ミ・レウカ : (ピシッ…と罅割れる 両断の直後、衝撃で粉々になっていたソレが、今頃になって
ミ・レウカ : (気づいたように、そいつを崩壊させた
ミ・レウカさんが退室しました
群青 : (火が消えるように憑依を解く。朱と青に染まった髪色も元通りに
群青 : (後続を警戒しながら真紅のもとへ駆け
真紅 : (傷口から発火して半身炎上してるような状態――肩をおさえ、火元を抑える
群青 : 無事だな?(手をかざし、どこからともなく真紅の頭から冷水を浴びせる
真紅 : (限界まで熱した金属に水でもかけたような――一気に蒸気が立ち込める
群青 : ……意識はあるか?(とにかく水を出して冷やす冷やす
真紅 : (何度めかの冷水でようやっと水気を帯びて
真紅 : (尻もちを付く
真紅 : ――――ぅうーーーやばかったぁーー……
群青 : 一匹と思いこんだのがマズかったな。どれ、腕はどうなっている? 見せてみろ(勢いを弱めた水を中空から注ぎながら
真紅 : (当人を想定して編まれた耐熱・難燃性の衣服やコルセットといった装飾品が半ば溶解している
真紅 : あーーー、うん 大丈夫、動くよ(一本ずつ指動かして
真紅 : (ギリギリ、というかオーバーしていた。温度と気圧差で頭がくらくらする
群青 : はぁ、そういう問題じゃないだろう……(呆れながら腕の傷を確認して、荷物から軟膏を取り出し塗り始める
群青 : 傷をそのままにすれば化膿する恐れもある。頑丈だからといって自分の体を雑に扱うんじゃない(くどくどと言いながら荷物から適当な羽織を出して渡す
真紅 : (ふと腕に目をやると、まとめて付けていた”ミサンガ”が全て黒ずんでいる
真紅 : (パラパラと灰のように霧散していく
群青 : 無茶した分はそれが代わってくれたらしいな。
真紅 : ぁー……(崩れていくお守りを見遣って
真紅 : そう、みたい……(ぼんやりと、はー、と深い溜息
真紅 : うんしょ、っと(立ち上がり、羽織を纏う
真紅 : (赫式蒸気――出力こそ出鱈目だが、それが故に、出鱈目に血と、氣を失う
真紅 : 何か……何か精力のつくもの食べたい……あと眠い……
群青 : 店まで歩けるか? 最悪あそこで寝させてもらえばいい。
真紅 : (軟膏で流出も止まっているが、ガソリンじみた彼女の血は危険でしかない。
真紅 : んー、でーじょうぶでーじょうぶ~…(フラフラと羽織が歩いていく。…唐傘お化けみたいだ
群青 : 全然大丈夫じゃないだろう。まったく、妙なところで強がるな……(かわりにドアを開け、店内に引き入れて座らせる
真紅 : うーーふぅぇーー(座らさられる
群青 : すみません。肉……レバーか何かと冷水をすぐにお願いします(てきぱきと注文
真紅 : 食べ物ぉ~~(突っ伏しながら呻く。
真紅 : 肉ー、肉。 群青の腕とかおいしそーだよねー(突っ伏しながらわけわかんなこと呻き
群青 : 腕なら死ぬときにでもくれてやるから、とりあえず今はこれで我慢しろ(ドンとレバニラ炒めを目の前に置く
真紅 : わふーお肉~(完全にダウナー系のノリ
真紅 : (突っ伏し横向きながら食べてる 完全にマナー悪い子
群青 : (行儀の悪さに眉根を寄せるが、今は仕方がないので我慢している
群青 : (しかし、奇怪なトカゲだったな。鉱核の類か、それにしては機械じみていた……)
群青 : ふうむ……。
真紅 : ……あれ、抗魔金属だよね(むぐむぐ
群青 : そうだな。一部のみのようだったが。
群青 : 戦乱渦巻くのはシーナだけかと思っていたが、なかなかどうしてセントラ地方も危険が多い。
真紅 : どこもかしこもだねー……(もぐもぐもぐ
群青 : しかし、先ほどのアレは特に危険だ。数が多くいるなら俺たちも対処すべきなのかもしれん
群青 : 俺はともかく、お前は単独戦闘は避けるんだぞ? 二匹目で力尽きては目も当てられん。
真紅 : (ようやく顔持ち上げて)そうだねー…
真紅 : (対象を狙い、先手・殲滅――それが彼女の特性であり、その性格上で言えば無類の強さを誇る
真紅 : (しかし、迎撃、連戦――先の見えぬ戦いとなると、途端にスタミナの無さが露呈してしまう
群青 : わかればいい。お前はすぐに無茶をするからな……(だんごとお茶を注文しながら
真紅 : そーゆー役割なんだもの(反面群青は傷一つ無い。勿論、彼自信の腕前に依る部分が大きいが。
群青 : そんな役割があるか。ばかものめ(荷物から書類を取り出しちょっとした書き物を始める
真紅 : (レバニラ炒め完食。水も一気飲みし――そんなすぐ回復するわけではないが、大分顔色がマシ
群青 : べつに寝ていてもかまわんぞ。帰る頃に起こしてやろう(レウカについての報告書を書きつつ
真紅 : ええー本当? 群青ったらやーさーしーいー?(わざとらしく
群青 : 元気になったと思えばそれか。お前が無茶して力尽きるのはいつものことだろう(呆れた調子で
真紅 : ちょっと湯立つだけですー…(口先尖らせて腕を組み
群青 : ふーむ。ああ、まだ何か食べるなら注文するが?
真紅 : んー、じゃあほうれん草のパスタを―― 、ん?(何か違和感に気付く
群青 : ん?(ほうれん草のパスタを注文しつつ
真紅 : (荷詰めてあった予備の羽織。畳んで入れていたのに 胸元の懐に何か入っている
真紅 : もーダメだよ群青、型崩れするよ(ごそごそ
群青 : いや、その羽織は依然少し着ただけのもので……
真紅 : そうなの? ほら、はい(禄に目もくれず中に入っていた紙?を差し出す
真紅 : (名刺だ。
群青 : ああ、すまな──い゛!?
真紅 : (クラブ愛の巣とか書いてる
真紅 : (偽名…なんだろう、きらびやかな女性の名前も書かれている
真紅 :    。(それ見てハイライトが消える
群青 : (無言でそれをひったくろうとする
真紅 : (しゅっとその手をすり抜ける
真紅 : (裏面には手書きのメッセージと、番号も書いてある
群青 : 違う(汗をダラダラと流し
真紅 :    。
真紅 :     ?(表、裏。と群青に見せて
群青 : 誤解だ(脂汗ダラダラ
群青 : 聞け真紅。それは俺が望んで手にいたものじゃない。
群青 : 俺は騙されたんだ。
真紅 : (望まず手に入れたと。みたいな目線(デッドアイ
群青 : そうだ。漆羽さんという武器精霊に連れていかれた店で渡されたものだ。
真紅 : ・・・。
群青 : 断じて俺が望んであの店に行ったのではない!
群青 : その名刺もなぜかやたらと渡されたものを捨てるに捨てられず羽織に納めていただけに過ぎない!
真紅 :    ?(改めて裏面を見せる。手書きで好意を引くのは常套手段なんだろうが
群青 : なぜその面を俺に見せる……?
真紅 : (「居合、ちょ~~カッコよかったです♥ 今度は連絡くださいね♥♥」的な言葉が書いてある
真紅 : (ハイライトの消えた目でじっと群青見てる
群青 : まてまて居合を見せた覚えはない! 虚言だ!?
真紅 : ………
真紅 : (ス…。と名刺を群青の前に置く
群青 : ……わかってくれたか(ほっとしたように名刺を取ろうとする
真紅 : (黙ってそれを見てる
群青 : …………………………………これは処分しよう(灰皿の上に置いて、衛霊能力で着火
真紅 : (パチパチと燃える名刺を眺めてる
群青 : (真紅に目線を合わせないように燃える名刺を眺める
群青 : ……これでわかってもらえたか?
真紅 : (燃え尽きた灰を見る瞳にハイライトが戻ってくる
真紅 :   楽しかった?(群青を見る目が笑ってない
群青 : お、俺にはああいう場は向いていない(正直に答える
真紅 : そっかー。
群青 : そうだ、楽しいも何もない。なぜあんなにやたらと迫るように話し来るのかも検討がつかん。そもそも俺は下戸だぞ。二度と行くつもりはない!(早口でまくし立てるように
真紅 : そっかー(届いたパスタ食べ始める
漆羽さんが入室しました
漆羽 : (窓枠に足かけて着地し)群青、居たか。今日はどうする?無論、行くな?
群青 : 漆羽さん! 二度と行かないと言ったでしょう!? それとなぜこのタイミングで現れるんですか!?(頭を抱える
真紅さんが退室しました
漆羽 : 別所で怪しい金属トカゲを討伐し、気分がいい。
メノヒカリガキエタ真紅さんが入室しました
メノヒカリガキエタ真紅 : (無言でパスタ食べてる
漆羽 : そこのお嬢さんはお仲間か。私は漆羽…
漆羽 : こちらは私のフレンドの群青。
漆羽 : (窓枠に片足かけた状態の 鳥。でっかいカラス。
メノヒカリガキエタ真紅 : 漆羽さん、ですね。 私は真紅っていいます(ニコっと微笑み返す
群青 : (誰だこれは!?)
漆羽 : 素敵なお嬢さんだ。黒髪であったなら、あるいは…
漆羽 : (群青見て)こんなお嬢さんがすぐ近くに居るのになんでお店でキョドってたんだ。
群青 : ? どういうことですか?
漆羽 : こんな美人がいるなら、お姉さん方にも普通に話せだろうに。
メノヒカリガキエタ真紅 : やだもー。御立てても何もでないですよ(あはは、と返して
群青 : …………同僚を邪な目で見るのはやめていただきたい(お店での所業や発言を思い出し、刀に手をかける
漆羽 : マテ、群青。私は比較的…プラトニックだ。
群青 : 比較的であって絶対的ではありませんよね?
漆羽 : 鳥類だからな。
群青 : 漆羽さん。貴方はNSで出来た数少ない友人ですが、同僚をその毒牙にかけるというのなら俺も抜かざるを得ないです(真顔
漆羽 : 黒髪では無いし、銃器の達人でも無さそうなので心配はいらない。
漆羽 : 単に…美人な友達として!
群青 : …………信じましょう。
群青 : それと、たしかに真紅は美人ですが、子供のころからの付き合いですから。妹のようなものですよ。
メノヒカリガキエタ真紅 : ……出かけてくるなら、続き書いておくよ?(群青から見たときだけ瞳に光が無い
群青 : いや、いい。俺が書く。行かないから信じろ(脂汗をにじませながら
漆羽 : むしろお嬢さん、ちょっといいところに行こう。
漆羽 : 何、怪しい店では無い。美味しい飯の出るところだから。
群青 : (刀の柄に手をかける
漆羽 : 焼き鳥にされる気配を感じた…!
漆羽 : これはたまらん。では焼き鳥にされぬよう、今度は群青を誘おう。
メノヒカリガキエタ真紅 : (柄を抑えながら)ありがとうございます。 みんなでなら良いんですけど、二人はちょっと、緊張しちゃうんで(漆羽からは笑って見える
漆羽 : では皆だな、レイドの奴がまだ居るならボーリング場にでも。
群青 : (群青からはまるで笑って見えず戦慄している
漆羽 : (バサッと窓枠離して跳び)私は漆羽、また会おうお嬢さん。
漆羽 : (音無く夜空に消える
メノヒカリガキエタ真紅 : (柄から手のひらを離し、パスタを改めて食べ始める
漆羽さんが退室しました
群青 : あー、真紅?
メノヒカリガキエタ真紅 :   んー?(食べてる
群青 : そろそろ俺の意思じゃなかったと信じてもらえんか……?(おそるおそる
メノヒカリガキエタ真紅 :   んー。わかってるよ。
群青 : 本当か……?
メノヒカリガキエタ真紅 :  群青、そーゆーとこ行く人じゃ、ないでしょ(パスタ完食
群青 : わかってもらえたなら、いいが……(大きく息をつく
メノヒカリガキエタ真紅 :  うん。(食器やら返しに行って戻ってくる
群青 : まったく……(気を紛らわすように茶を飲む
メノヒカリガキエタ真紅 : (シート席に座り、膝を抱え込んで
メノヒカリガキエタ真紅 : (手も引っ込めて……羽織の中に四肢を引っ込めた亀
群青 : (はぁ、とため息をつき)今度はどうした?
メノヒカリガキエタ真紅 : (ふぁ、とあくびして)ほーこくしょ。終わったら起こしてー…(うつらうつらと
群青 : ……ああ。ゆっくり寝ろ(無駄に起きていてることはなかったろうに……)
群青 : (あまり音を立てないよう書状をまとめていく。書き文字は細かく丁寧。
メノヒカリガキエタ真紅 : ……(ややあって俯きダルマから寝息
群青 : (ようやく眠ったか。次はああいった店に連れていかれぬよう気をつけねば……)
群青 : (しかし、抗魔金属を使うトカゲ、シーナの古忍……危険は多い)
群青 : (外部に散開している寺薙も一枚岩ではない。見廻組の育成を急がねばならんか)
メノヒカリガキエタ真紅 : ……(すうすうと
群青 : (本来ならば真紅もこういった戦いに向いた能力ではない。爆発力を活かしての強襲はともかく、その後の離脱を成立できないならば命に関わる)
群青 : (……いくら頑丈とはいえ、このままにしておくわけにいかん。寺薙の筆頭は真紅の扱いについてどう考えているんだ?)
群青 : ……戻ったら確認してみるしかないか。
群青 : 何も考えずただ剣を振っていればいいというわけもいかないか。ままならないな(書状を書き終わり、紙束を荷物入れにしまう
メノヒカリガキエタ真紅 : ……(俯き丸まったまま
群青 : ……起きるまでは待つか(のんびりとだんごと茶の注文を追加し、スクエアのガイド本を開く
群青 : (整然と区画整理された街ニコラスクエア。雑多に広がるウラガとはまるで違う)
群青 : んん? なんだこれは「横暴な警備班に文句があるならかかってこい」? こんな文言が公布されている以上、相当実力に自信がある集団ということか。
群青 : 街に現れたあのトカゲの対処もそれほど被害はなかった様子をみるに、さもありなんといったところか。
群青 : (考えを巡らせるうちに日は沈みかけ、大通りの明かりがわずかに路地裏からも窺える時間となった
群青 : …………。
群青 : (起きんな……)
メノヒカリガキエタ真紅 : ―――ん、(ぱちり
メノヒカリガキエタ真紅さんが退室しました
真紅さんが入室しました
真紅 : (染み付いた癖のように周囲の気配を探り、自分の状態を確認
群青 : (ぱたんとガイドを閉じ荷物をまとめる
真紅 : (敵無し、四肢仔細無し――仔細無し うん?
真紅 : (顔をあげ、ぱちくりと
群青 : 起きたか。もう日も沈むところだ。帰るぞ(さっさと会計を済ませる
真紅 : んぇ、群青?(口元拭って
群青 : ああ、群青だ。なんだ? 寝ぼけているのか?
真紅 : (差し込む茜色と、テーブルに重ねられた皿と串を見て
真紅 : 報告書終わったらって言ったのに(足を出し、席を立つ
群青 : ばかもの。俺とてわざわざけが人を叩き起こすような真似はせん(同じく席を立つ
真紅 : (ふぁぁ、と欠伸して)それじゃ私の報告書に格好が付かないよ(むにゅむにゅ
群青 : そこまでは俺が考慮するところではないからな……。さて、帰るとするか。
真紅 : はーい。 ま、でもだいぶ楽になったなー、ありがとね群青(首を鳴らして
群青 : 今更だ。最近は減ったが、お前が未熟な頃にはこんなこといくらでもあったろう(店を出て宿に向けて歩き出す
真紅 : む、イタイところを(むぅ、と
群青 : 最初の頃のように背負え運べと喚かんだけ成長したといえる(心なしかゆっくりと歩きつつ
真紅 : (店を出ると群青の背に羽織を被せる
真紅 : そりゃしてますよーだ!(追い越してべーっと
群青 : むう、お転婆なのはいつまでたっても変わらんじゃないか……まったく。
真紅 : 、これでもキメるときはキメてるもん(ぶー
群青 : きめるとき以外も、常日頃から身の回りに気を遣えと言っとるんだ、ばかもの。
真紅 : ぁ、まーたばかって云うー!
真紅 : いいもん、御館様の前ではちゃんとしてるしー?(※本人談
群青 : それも疑わしいものだがなあ(眉根を寄せ
真紅 : しーてーまーすー(※自分の中では
群青 : まあ、それならいいが。
群青 : さて、そろそろ宿か。とにかくその恰好をどうにかするんだぞ。武装の追加申請は小出しじゃなく一括でな。
真紅 : はぁーい …あーもうもうこれだめだなー
群青 : 無茶からお前を守ったのだから仕方がない。
群青 : ではな。武装が万全じゃないうちは戦ったりするんじゃないぞ?(小言を言ってから歩き出す
真紅 : わかってるって。 群青こそ、無理しないようにねー?
群青 : ああ、お互いにというわけだ(振り返って軽く答えた後、大通りの人ごみへと消えていく
真紅 : (ひらひらと腕を振って見送る
群青さんが退室しました
真紅 : (見えなくなるまでその背を眺め
真紅 : (一欠伸し、中に入っていく
真紅さんが退室しました

タグ:

ログ 2018 2Q
+ タグ編集
  • タグ:
  • ログ
  • 2018
  • 2Q

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2018年06月14日 12:32