かりん40%! [秋穂 アルバ 夏凜 夕陽]

秋穂さんが入室しました
秋穂 : (朝。蝉響く広場を抜ける自転車
秋穂 : (灼熱化する昼頃には聞こえなくなる…今年は異状に暑い。
秋穂 : ――、(自転車を止め、吹き出す汗を拭いながら店内へ
アルバさんが入室しました
アルバ : (店内の片隅、テーブル席でぼけっとしてる
アルバ : ぉ。(カランカラン音に
秋穂 : 、おはようございます(朝から人がいる! 驚き隠しつつも頭を下げる
アルバ : やー、おはよう。朝から元気だねえ(ゆるく笑って片手をひらひら どう見ても魔術師風だ
秋穂 : (そう、いかにも魔道士、魔術師。魔法使いな人がいる。流石は喫茶、ここにきていわゆる、な人に初めて出会ったかもしれない
秋穂 : 、よく言われます。暑苦しいとも(やや申し訳なさそうに笑み
アルバ : ていうかそうか、もう朝か。(くあぁ、と どっかくたびれた風
秋穂 : …。 相席でも?(一方、どう見ても部活帰りのマネージャーみたいな格好の子
アルバ : ああ、勿論いいとも。(ひらひら手招き
秋穂 : 、失礼します。(会釈し対席に
秋穂 : 徹夜で何か、されていたんですか…?
アルバ : いやあ、昨晩は特に何も… 良いのか悪いのかだけれどね。
アルバ : 今ここ、しばしば怪我人が吹っ飛んでくるんだよね。その対処してるよ。
秋穂 : 怪我人、が……?
秋穂 : 出るのではなく、飛んでくるんですか…?
アルバ : うん。あの塔からね(窓の外を指差し
秋穂 : ――、(窓を見遣る。そう、散々ニュースでも、記事でも、SNSでも見た。
秋穂 : (天地を縫い付けるように屹立する塔。 人はそれを槍だという。
秋穂 : 塔……確か……扱いが、微妙なもの、ですよね…?(巷では認識阻害で危険視されていない
アルバ : …そう。世間ではそういう事になってるね。
秋穂 : ……、(頭を抑える。秋穂は、半々だ。
アルバ : ま、あれが刺さりきったら世界から魔力無っちゃうんだけどね!
秋穂 : ――ぇ、
アルバ : ま、あれが刺さりきったら世界から魔力無くなっちゃうんだけどね!
秋穂 : それは、どういう……?
アルバ : あぁ。そうだよお。ぼくみたいなのは商売あがったりだよほんとーに。
アルバ : そのままだよ。世界から守護が死に、魔力が消える。あの槍はその為に穿たれたのだと。
秋穂 : (どこか楽観的な印象を受けるが、何故か虚言とも思えない――
秋穂 : そんな、 そんなことになったら、世界は終わりでは…!?
アルバ : 何せ刺した本人が言ってたそうだね。新聞記事も出回ってた筈だけれど…そう、
秋穂 : ぁ――、、(額を抑える。そう、そう、書いて、いた。
アルバ : 世間はそれでも「微妙な扱い」に留まっている。…ちょうどきみのようにね。
秋穂 : はい……はい。 書いてました、確かに
秋穂 : …、どう、して?(熱からではない汗がにじむ
秋穂 : 私、読みました。何度も何度も。 なのに、何処か、違う世界の話というか
秋穂 : 果てしない対岸の話のように思えて……それで……
アルバ : 『あの塔には認識阻害の役割があり、人はこれを無害だと感じる』(文面を読み上げ
秋穂 : ……、!
アルバ : そう。これも既出の情報の筈なんだ。 …いやはやしかし、
秋穂 : そんな、それ、は……秘匿の魔術そのもの、じゃないですか
アルバ : このままでいれば、あの槍はゆるやかに世界に馴染む。…かもね。
秋穂 : ……、、、
アルバ : そしたらもうぼくはやる事無くなっちゃうよね!(あははと
秋穂 : わ、私も困ります! 魔法が使えなくなったら…!
秋穂 : い、いえ、それよりも、世界がどれだけ魔力と守護に依存してると思って……!
アルバ : うんうん、きみは話せば気付いてくれた。…そういう人もいるのが、きっと希望だ。
秋穂 : そ、れは……、、(言葉に詰まる
アルバ : …? 何か思うところでも?
秋穂 : …、い、いえ……
秋穂 : 、その つまり……塔に挑んで、返り討ちになった人が来る、ということですか?
アルバ : うん。そういう事。なんでかココに吹っ飛ばされるみたいだね。
アルバ : あ、ていうかごめんね急に重い話して!(秋穂の様子に)何か飲みます!?(ずいっとPADを
秋穂 : ……、ぁ、、はい(とりまスポドリ注文
秋穂 : (知らない間に興奮して席を立っていた――座り直す
アルバ : …やー、ま、頭おっつかないよね(あははと困ったよーに笑って
秋穂 : ……、 何か、できることってあるんでしょうか
アルバ : … きみが、今のこの危機感を持ち続けていてくれる事。
アルバ : そして、それを周りにも伝えてくれる事、…だと思う。
秋穂 : そん――、、それは、、そう、ですね……(言いかけて止まる。
秋穂 : 段々…認識が追いついてきました……世界規模で起きてる話、なんですよね…
アルバ : …ああ。そして世界の戦闘者が敵に挑んでる。そのくらいの規模の話だ。
秋穂 : そう、ですね……
アルバ : …うん。だから、力になれない、なんて思う必要は無いよ。(宥めるような笑みで
秋穂 : ……はい。 確かに、、これは……超常的な……
秋穂 : (――――メ■■レ■カの時とおなじように――――
秋穂 : ――――。
アルバ : ……?(秋穂の様子に
秋穂 : (それはあまりに(理不尽で(仕方なく(無力(眼の前で(手(命(熱(赤い赤い
秋穂 : ―――、(青褪めて汗が引く
アルバ : …? ちょ、ちょっときみ?(只ならぬ様子に顔色を変える
秋穂 : ―――、、!(バッと口元抑えて
秋穂 : (慌てて、よろめきながら駆け足で奥へ――化粧室の方に行った模様
アルバ : ――― え。。。(ぽかんと
秋穂 : ――――(しばらくして
アルバ : ……… や
アルバ : (やばい    やってしまった……… (青褪め
秋穂 : (壁に手を付きながら戻ってくる。 何か顔が青白い
アルバ : 、………(そろーり、、、と効果音が付きそうな感じで秋穂の方を見る
秋穂 : すみ、ません。お見苦しいところを…(ゆっくり席に
アルバ : ぁ、いや。……  …ごめんね?(小声気味に
秋穂 : …、? いえ、そんな、謝るのは……私の方です
アルバ : いいや、なんというか…流石にデリカシーが無かったなって!
夏凛さんが入室しました
夏凛 : (歩きスマホしながら入店する制服JK
アルバ : (…こんな所来るのに、繊細な話題が響く相手がいるとは思わなかったのはあるが。それにしても…やってしまった思い
秋穂 : だ、大丈夫です。 その……(口を開いて、閉じる) 大丈夫、です…
夏凛 : ん。(いつもの相席マナーで、見知った顔二人の居る席へなんとなしに歩む
夏凛 : …っはぁ? どしたの?
夏凛 : (なんかすんごいどんよりとした空気に思わず
アルバ : …ぁ、山吹さん…(明らかに気まずそうというか、途方に暮れたよーな顔で夏凛の方を見る師匠
夏凛 : アンタ…(アルバ見て秋穂側に立って
夏凛 : 秋穂になんかしたの?
秋穂 : い、いえ 彼は、悪くないんです。 私の、問題で(ぅ、と口元抑えて
アルバ : なんかってそんな!(夏凛の視線にビクゥと
夏凛 : は?
夏凛 : どーいう、事よ。
夏凛 : (秋穂の席の隣に立ったまま
夏凛 : (秋穂見て、アルバ睨む
アルバ : い、いや…塔の話を… 塔の話をするとしよう …じゃない何故だ思わず口から零れた …
夏凛 : 塔? っはぁ?
夏凛 : 話が見えないんですけど?
アルバ : ……あの塔について話してたんだよ。(窓を指しつつ、申し訳なさそうに
夏凛 : とにかく…泣いてた秋穂をアンタが慰めに来てたって感じじゃないわよね?
秋穂 : か、夏凛さん。ま、待って、ください(色々喋りたいが今喋ると口からアヴァロン
夏凛 : 秋穂、隣座っても良い?(スマホ机の上に置いて
アルバ : …でも、何というかそれが良くなかったようで… う、うんうん、そういうのじゃないよ!
秋穂 : (頷いて横にスライド
夏凛 : っはぁ…?(席に腰掛けアルバ睨んで
アルバ : 入店してきた時は元気だった! …つまりぼくが… あれ?(何か墓穴感あるぞ
夏凛 : アンタ、何したのよ。
秋穂 : か、夏凛、さん…!
アルバ : 目線が怖いんですけどお!?
夏凛 : っはぁ~? そっりゃあ怖くしてんだから当たり前ですけど?(アルバ睨んで
秋穂 : か、彼は悪くないんです。 その、たまたま、嫌な思い出と重なっただけでっ
夏凛 : 大の大人が女の子いびって何やってたのって聞いてんの。(アルバ睨んで
秋穂 : 偶然、偶発なんです! 夏凛さん!(聞いてくださいと言わんばかりに
夏凛 : 秋穂…、(秋穂見て
秋穂 : っう、――(大声出すから……
アルバ : い、いや~~~そのえっと(ぁゎあゎ)…――
秋穂 : …、……!(再び口元抑えながら夏凛の太ももやら背をぱしぱし叩く。どいて欲しいらしい
夏凛 : っぇ?っは? 何、え?(察して席立って退いて
秋穂 : ……っ、、、!(再び化粧室に消える子
アルバ : ………(固まったまま
夏凛 : え…
夏凛 : (秋穂を追うか、この場に残るか、一巡迷って―――
夏凛 : 何したかって聞いてんでしょ!!(アルバにキレる事にした
アルバ : うわぁ!??!
アルバ : え、えーっと、、何、だろう。 嫌な思い出とも言っていたし……
夏凛 : うわぁじゃない!いいオトナが情けない声出してんじゃないっての!
夏凛 : っはぁ~~~?ちっとも思い当たらないってワケ?
アルバ : …… トラウマつついちゃった ……のかな。(汗だらだらでめちゃくちゃ申し訳無さそうに
夏凛 : どんなえげつない事言ったのよ…ソレ…
アルバ : …うぅ、全然わからない。(頭抱えて
夏凛 : そもそもなんでアンタこんな朝っぱらからいんのよ?ちゃんと帰ってんの?
アルバ : え、基本ずっと待機してるけど…?(きょとんと
夏凛 : っはぁ~~~!?不潔!信じらんない!!(椅子引いて
夏凛 : アンタがゲボくさくて吐いちゃったんじゃないの!? 最低ね!
アルバ : ほらだって、いつ誰が吹っ飛んで来るかわかんないし…霊体ダメージの回復ができる人材って多くは無いし…―ってえええ!?
アルバ : え!でも!3徹とかやらない!?(喫茶にはシャワーが~よりこっち答えるやつ
夏凛 : っはぁ!?ここ喫茶よ? ばっかじゃないの!?
夏凛 : 着替えとかシャワーとかお手入れとか諸々する事あんでしょーが!
アルバ : あ、はい! 女子力高いな!? はい!(飛んで来る言葉に身がビシッと
夏凛 : 華のJKだっての! バカにしてんのアンタ!?
アルバ : ぜ、全然!?(動揺
夏凛 : っはぁ~?! ってか何? マジ? マジで喫茶に泊まってんの? ムレスじゃん!
夏凛 : アタシが連日おやすみメッセージとか送ってる時もアンタずっっっと喫茶に居たワケ? マジキモイんだけど!?
アルバ : え!? そ、そこまで引く!? そういうもん!?
夏凛 : っはぁ!? その反応が無理!!
夏凛 : 自宅とか研究室ならワンチャンよ? っはぁ? 喫茶とかありえなくない?
アルバ : で、でもほらいるじゃない……? ネカフェで生活してる人とか……(こわごわ伺うように
夏凛 : そんな所でプロと張り合うなっての! てか準備して来てんの!? 喫茶に!? っはぁ!?
夏凛 : ―ああっもう!秋穂帰ってこないじゃない!どうしてくれんのよ!!(アルバ睨んで
アルバ : …ひ、ひひひととおりお泊りセットは持ってきましたけれども…(怯えきって
アルバ : ……って本当だ。……大丈夫かな、あの子。
秋穂 : ――――(一方、化粧室にて。 水音が止まり、水滴音
秋穂 : ……。(はー、と息をつく
秋穂 : ……ひどい顔。(鏡見て自嘲し
秋穂 : (パン、と頬叩く
秋穂 : 大丈夫、大丈夫。 がんばれ、がんばれ私。
夏凛 : は~~~?じゃあ何? ゲボ臭くて吐かせたわけじゃなくて、他にキモいこと言って吐かせた自覚あるわけ?
秋穂 : (よし、と化粧室から出てくる。 幾分か顔色がマシ
アルバ : うーーーんそれがその…本当に塔の話しか… ぁ(秋穂の姿を目に留め
秋穂 : 、すみません。お騒がせしました(頭下げ
夏凛 : ん。(夏凛の背に向くアルバの視線に気づいて、席詰める
秋穂 : ぁ、夏凛さん、すみません(座り
夏凛 : 別に。アタシが勝手に騒いでるだけよ。
夏凛 : アンタが謝る事じゃないっての。
夏凛 : それより、大丈夫なの?
アルバ : おかえり~…(気まずげに
秋穂 : ええ、はい。大丈夫です。
秋穂 : すみません、本当に、彼は悪くないんです。 寧ろ気にかけていただいたというべきで…
夏凛 : っはぁ…、別にこんな奴に気使わなくて良いのよ?
夏凛 : (仮にも師匠
秋穂 : そういうわけじゃ……寧ろ、色々気付かせてもらったというか
秋穂 : 、すみません。本当に(アルバに頭下げ
夏凛 : む。。。(頭下げる秋穂見て
アルバ : い、いや!全然!(ァヮヮと)
夏凛 : っはぁ・・・?(よくわからずアルバ睨み
秋穂 : ぁ、、ぇ、っと。 すみません、自己紹介がまだでしたね。
秋穂 : 秋穂。 さながら秋穂です。
秋穂 : …夏凛さんの、知り合いなんです?
アルバ : ……(睨まれ固まりつつ) あ、ぼくはアルバです。(何故か敬語で
アルバ : 山吹さんの……師匠です。(何故か腰低く
夏凛 : …そーよ。師匠のセンセ。
秋穂 : 夏凛さんの師…?
夏凛 : まだ何も教わってないけど。(ムスっと
アルバ : は、はい。(身を縮めて
秋穂 : そう、だったんですね。どうりで(何だか合点がいったようで
夏凛 : …んー?(秋穂見て
アルバ : ??
秋穂 : いえ。 学園の先生…というわけではないんですよね? 凄いですね、もう師を持つなんて。
夏凛 : ちょっと活躍したアタシが他の奴らに目つけられないうちにツバつけとこって感じよ(雑に説明
夏凛 : 一応これでもキアシスの講師よ。知り合う前に授業も1回ぐらい受けたことあるわ。
アルバ : …うん、一応学園の先生ではあるんだけどー…まーそれはかなりのレアチャンスなので。大体そのよーな感じです!
秋穂 : そうなんですね…… ……? 活躍……?(靄がかかった記憶を辿って
アルバ : サンガル砂漠!(ヒント投入
アルバ : 要塞!
秋穂 : 夏凛、さん……そう、サンガル、、――そうです、!(がばっと
夏凛 : ん、、(秋穂見て
秋穂 : ご、ごめんなさい。私、記憶がどうかしてて、その
夏凛 : (やっぱそうよね…?なんかそうかと思った…
夏凛 : べっつに? 謝ることじゃなくない? てか思い出すのも早かったし?
秋穂 : い、いえ! おめでとうございます! 大魔法からの大偉業、成し遂げられたんですよね…!!(大袈裟に席を立ってお辞儀して
夏凛 : あの事件ったら規模の割にアタシがぱぱーっと終わらせちゃったから、案外市民の記憶に―…ん…、、
夏凛 : うん、ありがと。
夏凛 : 実力以上の結果だったけど。成し遂げられたわ。(秋穂見て席立って同じ目線で
秋穂 : いえ、いえ。そんなことは決してありません。
秋穂 : あの時、あの奇跡を引き当てたのは紛れもなく実力だと、私は思います。
夏凛 : …ありがと。
夏凛 : 秋穂って真面目な顔して恥ずかしい事もズバリと言うわよね? なんか謙遜したらこっちが恥ずかしいっての。
夏凛 : そ。運ゲーだろうとアタシの実力。要塞だってぶっ壊す大魔法使いよ?(秋穂に笑み
アルバ : (うんうん、と微笑ましげに2人の様子を見ている
秋穂 : (笑み返し)そうです、夏凛さんの魔法は、そういうバランスのもとで行使されるものではないかと、思っていましたので…
夏凛 : ハイリターンが実って何よりだっての。(席座って
夏凛 : ま、幸い…今後も大事に巻き込まれて行けそうな雰囲気だし?(アルバチラ見して
夏凛 : 一発屋にならないようせいぜい頑張るわよ。
アルバ : (ははは、と困ったように笑って)大事、大事かぁ、何事も無いのが一番っちゃ一番だけども…
秋穂 : ……、ひょっとして、”塔”に?
夏凛 : そのつもりよ。いつになるかはわからないけど。
秋穂 : それは…大変な、偉業、ですね…(感心するように
夏凛 : ま。今度も勝てればね?
夏凛 : っはぁー。アタシは準備OKだってのに、なんかキアシスの連中がモタついてるから待ってるのよね。
夏凛 : サンガルの時と違って、今日明日にでも止めないと!って感じでもないし…
秋穂 : …。なるほど、万全の総力戦と?
夏凛 : キアシスの連中にもなんか考えがあるみたいだったし…
夏凛 : (総力戦か…)そのへんどうなのセンセ?
アルバ : そうだねえ…(頬杖ついて、どこか遠い目して
アルバ : 取り返しが付かない事になるよりはね、万全の準備をして挑んだ方がいいだろうと。
秋穂 : ……
秋穂 : 私も、何かできれば良いんですが……
秋穂 : 支援型の魔法なら、一応、そこそこの自負もあって……でも
夏凛 : …でも?
秋穂 : 訊く限りだと、近付くことができるかどうかすら…
夏凛 : そう? 秋穂なら出来ると思うけど?(軽く
夏凛 : アタシ達と―…アタシと一緒に行く?
秋穂 : ――夏凛、さん ……それは……
アルバ : ―ってえ!?(その提案に驚き
夏凛 : うるっさいわねぇ…(アルバ睨んで
夏凛 : 別に? 無理には誘わないけど。 秋穂も行きたいんなら…
夏凛 : いい経験じゃない?
アルバ : ご、ごめんて。 …(それ以上は言わない
秋穂 : ……、大物ですね、夏凛さん(少し困ったように
秋穂 : …少し、難しいです。 その、力になりたい気持ちもあるんですが……
夏凛 : (未曾有の世界の危機。感覚的にだが夏凛は感じている。八首やユリエが動いてる事からも。
夏凛 : そう。別に行かなきゃいけない決まりはないけど…
夏凛 : 秋穂なんか、
夏凛 : 行ったほうが良さそうだと思ったからさ。
秋穂 : …、(きょとんとして) 直感、ですか?
夏凛 : …(それだけではないけど…)ま、そんなとこね。
夏凛 : 喫茶で結構勝負相手探してたじゃない?
秋穂 : それは……はい。
夏凛 : んー?でも、それとはちょっと違うかも?(自問して
夏凛 : ま、ともかく。経験よ経験。自分よりどうしょうもなく強い相手と無茶苦茶な戦いする経験。
夏凛 : そういうの…燃えない?
秋穂 : 経験……ですか……
秋穂 : 燃える……
秋穂 : ……、おっしゃることは、わかるつもりなんですけど(複雑な苦笑
夏凛 : 別に無理にわかんなくてもいいわよ(笑い返して
秋穂 : (――――、―――――――!
秋穂 : ただ、努力って、方向性があると思ってて。
秋穂 : (――、――、――。
秋穂 : 世界の命運を分かつ、頂上決戦です。 勇猛だったが足を引っ張った、というのは美談になりません。
秋穂 : (は、と気付いて) す、すみません。 変なこと言って
夏凛 : や、変じゃないわよ。
夏凛 : アタシちょっと最近好調だから調子乗ってるからさ!(笑って
秋穂 : い、いえ、すみません、これからだと言うのに、士気を下げるようなコトを言って…!
夏凛 : アタシらは大丈夫だって。
夏凛 : ココにおわす方々八首達はなんでも最強らしいから?
秋穂 : ……、
夏凛 : 大船に乗ったつもりで行くわよ。(アルバ見て
秋穂 : (目をぱちくり
アルバ : ………う。(じと汗
秋穂 : 八首?
夏凛 : はい。センセ、説明。
アルバ : は、はーい。……名声とご期待に沿えますよう…… なるべく……多分……
秋穂 : 八首って、、、その、八、首……?(アルバ見て
アルバ : … はっはっは! 八首の一員、アルバだよ!(秋穂にいえい
秋穂 : そ  そんな  本当、です?
アルバ : … う、うん。(たはは
秋穂 : (最強。 魔術界隈でシンプルなその単語を欲しいがままにすると謳われる、その群聚。
夏凛 : ほら。全然信じられてないわよ?ゲボ野郎。
アルバ : ひどい!随分ひどい!!
秋穂 : まって、ください。 それは、御伽噺や、都市伝説の類では
秋穂 : なかった……んです……?(アルバを見て
アルバ : じ、実在は… するね。うん(頬掻いて苦笑
夏凛 : 残念ながら実態はこんなもんよ。喫茶を根城に生活する難民みたいなおっさんが正体。
アルバ : お、おっさん!? いい一応まだ二十代前半なんだけど!?
夏凛 : は? 二十前半? アンタいくつよ?
アルバ : 23……だけれど……
夏凛 : っは? え? 嘘でしょ? 最低でも干支一週は違うと思ったんだけど?!
夏凛 : (ヴァースに干支はあるのか…?いや、ゲーム脳の夏凛は干支わかる。うん。どっちにしろそれで!
アルバ : ……!!(謎にショックを受けている
夏凛 : 魔法大学の講師ってそんな若くして…なれるもんなの?
アルバ : …ぼくに関しては、グリアス公の弟子だったからね。公の力添えあってというか…
アルバ : 大学院生がそのまま研究職に就くようなヤツ!(大雑把な例え
夏凛 : ふーーーーーん。
夏凛 : アタシが今17だから…6個年上ね。ふーーーん。
夏凛 : でもちょっと若いからって喫茶で何日も寝泊まりはどうかと思うわよ?てか不潔よ?
アルバ : は、はい。(JKにたしなめられ居住まいを正す とてもキアシス最強の一角とは思えぬ姿
夏凛 : …ずっと喫茶居なきゃなんないわけ?
アルバ : …居るのは半分趣味みたいなものだけど…。いつ負傷者来るかわからないし。
夏凛 : っはぁ。一応仕事なのね。(がっくしして
夏凛 : キモすぎて思わず罵倒しちゃったけど、仕事なら若干しょうがないっての…っはぁ…
アルバ : まあ、半分はね。単純に戦力損失は痛いし、情報収集とかね、こー色々…(たはは、と
夏凛 : ヒーラーともなると速攻対処しなきゃなんないから…まぁ、わかんなくもないけどさ…
夏凛 : うーん、でもやっぱ無理。キツイ。不潔。
アルバ : あ、はい。 すみません。 はい。
夏凛 : てかフツーにムレス住みのレストランで食事したくないし。
アルバ : あ、はい。 確かにですね。はい。
夏凛 : ・・・っはぁ。
夏凛 : (でもなんかよくよく考えたら、
夏凛 : (アルバ見て
アルバ : ・・・ な、んでしょう!?(ビックゥ
夏凛 : …(こいつ…、戦時治療の為にずっとココにスタンバってるのよね…
夏凛 : …(それをアタシ………
夏凛 : っはぁ…(嫌な女ね。
アルバ : ……?(急に黙られて溜息を吐かれる事態…!
アルバ : ……え、ま、まだまだ何か…?
夏凛 : 別に無いわよ。(けだるげに
夏凛 : で。今日もこれからずーっとここで待機なの?
アルバ : …? うん、そのつもりだけれども…。
夏凛 : っはぁ…結局いつ帰れるのよアンタ…
アルバ : … この戦いが終わったら…?
夏凛 : っげ、それまでずっとココに泊まんの?マジで言ってんの?
アルバ : そりゃあさあ、平穏に帰れる日が来るならそれがいいけども…!
夏凛 : げー…マジで想像したくないんだけど、服とか足りてんの?
夏凛 : 公園の噴水で洗ってたりしてない?不潔すぎない?
アルバ : ……あ、詳細聞かれると痛い気がしてきた。
夏凛 : (苦虫を噛み潰したような顔してアルバ睨む
アルバ : ………(んっんー!
夏凛 : ガチのムレス?
アルバ : ……宿はあるよ?(小声
夏凛 : 喫茶でしょ?
アルバ : はい。
夏凛 : キツすぎなんだけど…
夏凛 : …着替えは?シャワーは?歯磨きは?
アルバ : その辺は仮眠室あるからぁ…!
アルバ : あ、あと洗濯機もあったよ…ココなんでもあるね…
夏凛 : マジで住んでるじゃん…
アルバ : マジで住めてるねえ…
夏凛 : っはぁ………
夏凛 : 秋穂疲れてそうだったし、さっき仮眠室に行かせたけど…
夏凛 : アンタ間違えて突っ込むとかベタな事しないでよね?
アルバ : ぁぁ、大丈夫、ぼくの借りてるのは一番奥。覚えてる覚えてる。
夏凛 : ぅ…なんか仮眠室陣取ってるのもすでにキモいわ…
アルバ : …もはやぼくの全てがキモがられているのでは…
夏凛 : うん。正直かなりキツイっての。
夏凛 : ホテルでも取れば? それじゃ急患対応出来ない?
アルバ : うぅーん、そんなにヤバいかぁ……(あんまりわからんらしい
夏凛 : …アンタが一週間分下着まとめて喫茶の洗濯機入れてるのとか想像したら吐き気してきたわ。
夏凛 : 「こんなものが!都会は便利だなぁ~」ってテンションで入れてそうよね。っはぁ、もう勘弁して(うなだれて
アルバ : ……、、、(言い当てられてる顔
夏凛 : っはぁ………
夏凛 : ま、アタシがいくらグチグチネチネチ言ってもアンタはココから動く気無いみたいだし、
夏凛 : もういいわ。
夏凛 : 気分変えて朝ごはんにでもしましょ。
アルバ : い、いや~、そんなにヤバいなら近隣の宿を探しても…とも思ったんだけど…
アルバ : やっぱココ無料だからね!(どーん
夏凛 : っはぁー? ガチムレス的発想ね。 大学講師なのにお金ないワケ?
アルバ : 無いよ!!  ……まあ、うん。 朝ごはん食べよ。うん。
夏凛 : っはぁ…じゃあ宿代ケチってさっさとスマホ新調しなさい…(呆れた
夏凛 : どーせ昨日も一昨日もずっっっと喫茶に居て暇なんでしょ?
アルバ : あぁ……周回重いんだよね…宝具でアプリ落ちるし…
夏凛 : 朝ごはん一緒に食べてあげるわよ。昼まで一緒にゲームして昼ごはん食べたって良いわよ?
夏凛 : なんなら勝手にケータイショップで新しいスマホ選んできてあげよっか? ガチで金無いなら無理だけど。
アルバ : お、やったね!いやー、持ってきた本も流石に読み切っちゃってさあ、暇してたんだよねえ(たははと
アルバ : 携帯…はどうしようかな、持ち合わせは…(どうだったっけなと巡らせ
夏凛 : 本だけで喫茶籠城するとか何時代に人間よ…
アルバ : まー、それより朝ごはん食べたいな!
夏凛 : はいはい。そーね。
夏凛 : まずは気分転換…って感じよね(なんか疲れたように
夏凛 : (携帯アプリでメニューを選び
夏凛 : しょうがないから夕飯まで一緒に喫茶に居てあげるっての。
夏凛 : アンタ、アタシにメッセージ返してると全然ゲームしないからね。口頭でいいでしょ。さっさとやりなさい。
アルバ : あれれ、いいのかい?ぼくは助かるけども…(PADすいすいしつつ
夏凛 : 夏休みの学生は暇なだけよ。
夏凛 : 別にアンタの為じゃないんだからね?
アルバ : ばれてるな!山吹さんがゲームマメすぎるのでは?…いや必然か?
アルバ : なるほど!(合点が行った様子
夏凛 : (アプリで冷やしそうめん注文し
夏凛 : っはぁ、本当にロード遅いわね…やっぱケータイショップ見に行こっか?(アルバのスマホ覗き込み
アルバ : (モーニングAセット注文 ハムエッグとトーストとサラダとコーヒー
アルバ : うん、永遠にフォウフォウ走ってるね…
夏凛 : っはぁ。
夏凛 : 先が思いやられるっての…
夏凛さんが退室しました
アルバ : お、起動した起動した ―――
アルバさんが退室しました
夕陽さんが入室しました
夕陽 : (入店する八首
夕陽 : あれ、いると思ったんだけど……。
夕陽 : まあ、いいか。(コーヒーを飲んで代金を払い
夕陽 : (彼女もまた仮眠室を陣取りに行くのだった
夕陽さんが退室しました
秋穂さんは退室されたようです

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最終更新:2018年07月27日 14:38