merce(雇用)についてのあれそれ

 この項目は雇用についてのTipsです。VTで既に用意されている方法と少々異なる雇用をしたい場合などにご覧ください。

・VTでのNPCのmerce(雇用)のルール

VTでは次の二つの方法で雇用が操作されていると考えています。
①人材やリーダーユニットの配下の雇用
②リーダーユニット(一般)の雇用
下記ではこの二つについての考察をします。


①人材やリーダーユニットの配下の雇用の場合
優先順位
samecall>samefiend>merce

NPCが上位雇用をする設定になっている?
→YESならsamecall
クラスのsamefriendがONになっている?
→YESならクラスのfkeyに記述されている基底クラスを雇用
そして最後にmerce設定に書いてあるクラスを確認する。と考えております。

※ この「リーダーユニットの配下の雇用」には「勢力のmerce設定」は意味がないと考えております。

※ NPCの配下を「ランダム雇用」や「ランダム上位雇用」させたい場合
samecall=off、samefriend=off、merce=兵士Ⅰ、兵士Ⅱのように記述する。
この場合、classのfriend設定などを確認しておくこと、friendに設定していない種族やクラスはもちろん雇用できません。


②勢力のリーダーユニットの雇用の場合
人材や一般クラスのmerce設定は意味がないと考えています。勢力のmerce設定のみが反映されます。
なので特定のオリシナで「人材などが雇用できないユニットがNPC委任をすると雇用されていることがある」と考えております。

①、②をまとめると
「NPCの勢力merceは勢力のリーダーユニットを雇う時のみ有効」
「リーダーユニット(人材、一般どちらも)の配下はそのユニットのmerceが有効になる。勢力merceは無効。」
な感じです。


その他の雇用関係のTips

  • changeclassをしてfriend設定を変更はできない。(ユニット生成時にclass設定によるfriendの設定は決まってしまう。addFriendやeraseFriendを利用する必要がある。)
 しかし、merce設定は更新される。人材の別兵科へのクラスチェンジなどを実装したい場合は注意が必要です。
  • fkeyで派生クラス(例.ブラックナイト)を作る場合、派生元クラス(ナイト)はfkeyで同一兵科だと判断される派生クラスを配下にはできますが、雇用はmerceに記述がないとできません。
 同じように派生クラス(ブラックナイト)に上位雇用があり(ブラックナイトⅡ)、このブラックナイトⅡにはfkeyでナイトが関連付けられている場合に問題が発生します。
 人材Aにブラックナイトをfriendとmerceに持つ人材がいた場合、ブラックナイトがブラックナイトⅡにクラスチェンジ後、ブラックナイトⅡを用いて上位雇用をしようとすると人材Aの配下にできません。
 その理由はブラックナイトⅡがfkeyでナイトと関連付けられているがブラックナイトとはfkeyでの関連付けがされていないからです。
 これを解決するには人材Aに
①friend=ブラックナイト、ブラックナイトⅡ
と記述する。もしくは
②friend=ナイト(ブラックナイトとブラックナイトⅡはナイトと関連付けられているのでこの記述だけで配下に可能となる)
とする必要が出ます。
 特殊クラスは雇用させたいけど元のクラスは雇用したくない場合は①のゲーム内のfriend表記が汚くなる方法を使うか、ブラックナイトをナイトと関連しない別クラスとする必要がでてしまいますので注意です。

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最終更新:2019年01月27日 17:58