リアルでエロゲみたいなことが起きたんだが@wiki

ぷよ発言ダイジェスト 42

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

2007/06/03(日) 09:40:43.00 -> 2007/06/06(水) 22:11:53.05



リアルでエロゲみたいなことが起きたんだが その42 (前編)



7 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 12:14:43.88 ID:t2LZuWM0
はよ
春香・零と遊び行くことになりました。んじゃノシ



111 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 20:54:02.61 ID:t2LZuWM0
(´・ω・)



115 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 20:57:22.04 ID:t2LZuWM0
結局、今日は零来なかった。兄貴の問題はもう解決したんだけどねぇ……
代わりと言っちゃアレだけど、途中で魅秋ちゃん呼びました(´・ω・)



119 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 20:59:59.53 ID:t2LZuWM0
>>117
117 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 20:58:59.63 ID:hP0XRcAO
ついでに佳奈恵も呼べば楽しいのに
佳奈恵→今日、家族でどっか行くらしい
花月→不明
佐藤さん→部活

だったんですよ(´・ω・)



123 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:06:27.08 ID:t2LZuWM0
>>118
118 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 20:59:13.82 ID:4qkRSCY0
兄貴の問題は解決か。ヨカタヨカタ
このスレでの報告はしないけど、まあ穏便な話し合いで解決致しました、はい(´・ω・)
>>120
120 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 21:02:09.39 ID:ketqXNw0
花月不明ktkr
っていうかぷよおおおおおおおおかえり((((´・ω・))))ガクガクブルブル
不明っつーか、それ以前に連絡すらしてないけどねww



128 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:12:06.06 ID:t2LZuWM0
>>126
126 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 21:10:11.92 ID:ketqXNw0
>>123
ぷよワロスwwwwwwww
連絡してやれよwwwwww
でも春香と花月ってなんか犬猿の仲っぽいwwwwww
いやー、んな知らない人同士会わせてどうすんのさ、って感じ
佳奈恵は事情知ってるけど、花月や佐藤さんを小学生に会わせたってねぇ

それに、今日最初魅秋ちゃんを誘わなかったのも、零と面識がなかったからだし(´・ω・)



132 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:23:48.36 ID:t2LZuWM0
今日は……

公園で春香と待ち合わせ→零、来ないことが判明→「じゃあ魅秋ちゃんでも呼ぶ?」→
魅秋ちゃん、来る→カラオケでも行こうか→歌ったりして……→魅秋ちゃんから、
春香との出会いを、ちらりと聞かされる→魅秋「影は影のままでいいんですよ」→
春香と別れてから、魅秋から詳しく事情を聞く→帰宅

ってな感じです(´・ω・)



141 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:32:17.57 ID:t2LZuWM0
いやー、正直春香との出会い聞いて、色々考えてる最中ではあるんだけど……
じゃ、書いてきます(´・ω・)



147 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:41:42.10 ID:t2LZuWM0
いつもの公園で待ち合わせ
『ダンテ・クラブ』っていう小説読みながら、春香・零を待つ

下巻にさしかかろうとした時、自転車に乗って軽快に

春香「お待たせしました~!」
俺「や、お待たせされました」
春香「えっとですね」

春香が来て早々、カバンをまさぐる。
で、パピコ取り出す。

春香「はい、どうぞ」
俺「ああ、ありがと。買ってきてくれたの?」
春香「いやー、途中までは零ちん一緒だったんで、二人で一本ずつ食べよ、ってことだったんですよ」

(続)




148 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:42:10.42 ID:t2LZuWM0
>>146
146 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 21:38:28.08 ID:ZC6CLSQ0
>>141
話が終わったら魅秋のスペック頼む
具体的な項目挙げてくれると、答えやすいんだけど(´・ω・)



153 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:45:03.96 ID:t2LZuWM0
>>151
151 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 21:44:23.38 ID:pq3RDwDO
ぷよの携帯がauな気がしてならない

ちょっとダンテ・クラブ買ってくる
DOCOMOです(´・ω・)



157 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:49:38.64 ID:t2LZuWM0
(続)

俺「だよね、今日一緒に来るって言ってたよね?」
春香「ですがねー、家から電話あったらしくて、大至急家に戻って来い、ってことで、帰っちゃったんですよ、零ちん」
俺「大至急、ね。なんかあったのかねぇ……」
春香「詳しいことはどうも……零ちんのお兄さんのことでどうとか言ってましたけど」
俺「……ま、今度聞けたら聞いとこうかね」
春香「ワクワクしてたんですけどねぇ、零ちん」
俺「ああ、ずっと遊んでなかったしね」
春香「本気で恋してるときって! その人に会っただけでドキドキするじゃないですか!」
俺「ああ、あるある」
春香「ね、零ちんもきっとそういうことだったんですよ!」
俺「……どうだか」
春香「お兄さん、ツンデレクールですね」
俺「意味わからんから」

で、最近春香と二人だけでいると、どうしてもベタベタな甘え展開になりやすいので、第三者でも召喚しようかな、と決める。

(続)



162 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:54:43.07 ID:t2LZuWM0
(続)

俺「じゃ、零ちゃん来れないんなら、魅秋ちゃんでも呼ぶ?」
春香「そうしましょうか。今日は家にいるって言ってましたし」

で、携帯で連絡。
昼食べたらすぐ来るとの返事を受けて、春香と二人で公園でボーッとしてる。

春香「ワンコ、いますね」
俺「いますね、俺は猫派だけど、家族が犬派だから飼えなくて困ってるんだ。ニャンコ」
春香「猫は身が少ないですしね……」
俺「さらりと怖いこと言わないで下さい」
春香「にゃ」

そしてようやく、魅秋ちゃんが来る。

魅秋「お待たせを」

(続)



164 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 21:55:53.61 ID:t2LZuWM0
>>159
159 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 21:51:02.47 ID:J/U7iZIo
ええい、ぷよの周りに普通の女はいないのか!
いますよ
ただ、オチも何もない同年代のありふれた会話を、延々と報告することになるけど(´・ω・)



168 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:01:01.70 ID:t2LZuWM0

(続)

俺「ちわ、急でごめんね」
魅秋「いいですよ、春香のことですから」
春香「どういう意味っすか!」
魅秋「はは、自分で考えな、春香」
春香「かーっ! お兄さん、懲らしめてやってください」
俺「俺頼みじゃなくて、自分でなんとかしなさい。一個上でしょうが」
魅秋「まあ、一年程度で埋められる能力差なら、ここまでやきもきしないよね。春香」
春香「……助けてください、お兄さん」
俺「面白いからヤダ」

(続)



174 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:07:48.48 ID:t2LZuWM0
(続)

一通り春香を二人でからかった後、今日どうしようかという話に。

春香「……で、どうしましょう?」
俺「どうしましょうかね、今日は地味に暑いし」
魅秋「春香と二人でいた時は、どうしてたんです?」
俺「あー、カラオケ行くこと多かったかね。どっかの甘えん坊さんのせいで」
春香「なんのことですかねぇ?」
魅秋「……」
俺「カラオケとかはお好き?」
魅秋「僕はあまり行くことはないですが、歌うことは好きですね」
俺「……じゃ、行きましょうか」
春香「いえっさー」
魅秋「イェッサー、かい、春香?」
春香「うう、なんかいちいち、小馬鹿にされてるような……」
俺「正しいよ」

で、カラオケに向かう。

(続)

>>172
172 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 22:03:20.86 ID:pq3RDwDO
ぷよもDoCoMoで運命の糸を感じたぜ

>>164の普通の会話も聞きたいな
適当なブログ行けば、そういう会話見られると思いますよ、はい(´・ω・)



178 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:17:25.68 ID:t2LZuWM0
(続)

部屋に入るなり、早速春香が甘えてくる。

春香「にゃ~おにいさ~ん」
俺「早いっすね、歌わないの?」
春香「の前に、トイレ行って来ます……」

シュタッと立ち上がり、部屋から出て行く春香。

俺「はぁ……学校でも、あんな感じなの?」
魅秋「学校違いますから」
俺「あ、そうだったね」
魅秋「けれども、これで一安心ですね」
俺「ん、なにが?」
魅秋「あの子が、ここまで成長するとは、思ってませんでしたから」
俺「……どういうことよ」

(続)



182 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:20:31.62 ID:t2LZuWM0

(続)

魅秋「そろそろ、任せてもいいんでしょうかね」
俺「思わせぶりなことはいいから、本題を」
魅秋「影は影のままでいるから、誰にも、誰も……」
俺「……」
魅秋「影は影のままでいいんですよ、そう思いませんか」
俺「言う気がないんなら、この話はここで打ち切るけど?」
魅秋「……ここを出たら、解散にしましょうか。そしてその後、落ち合いましょう」
俺「……」
魅秋「全て、お話しますよ」

ここで会話が止まり、しばらくして、春香が戻ってくる。
そして、歌ったり、甘えられたり、そんな春香をまたくすぐったり。
そんな歓談も、あっと言う間に過ぎる。

(続)



184 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:25:31.01 ID:t2LZuWM0
>>183
183 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 22:22:36.63 ID:ketqXNw0
>>182
何歌ったんだ?
ちょっと前にこのスレでカラオケの話になってたから気になるんだがwwwwwwww
ええっと、こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいと、あと安室奈美恵の歌と、ポルノグラフティと……
最近の曲あんま知らんから、曲名まではあまり覚えてないや(´・ω・)



185 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:25:48.09 ID:t2LZuWM0
訂正:粉 雪ね(´・ω・)



189 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:30:07.36 ID:t2LZuWM0

(続)

カラオケから出て、

俺「で、ごめん春香。まだ三時なんだけど……」
春香「ああ、全然OKですよ」

春香には急用が入ったと伝え、ここで解散することに。

俺「じゃ、なんかドタバタした一日だったけど」
魅秋「ええ、連絡待ってますよ、遊びの、春香」

理解した、と、魅秋に対してうなづく。

春香「お兄さん、また今度の土曜は大学行くんですか?」
俺「さあ、わかんない。近づいたら連絡するよ」
春香「わかりました~、じゃ、ばいばいです!」

そうして、二人と別れる。
俺は駅に向かう振りをして、春香の帰り道とは別方向へ。
しばらくして、サイン通り魅秋ちゃんに電話で連絡して、今自分がいる場所を伝える。
5分後、

俺「……」
魅秋「春香と一緒にいる時と、全然表情が違いますね」
俺「感想は?」
魅秋「そのほうが、話しやすくていいですよ」

(続)




192 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:38:02.06 ID:t2LZuWM0
(続)

駅前の、広々と、だが閑散とした公園のベンチに、二人で腰掛ける。

魅秋「傍から見れば、微笑ましいのかもしれませんね」
俺「かもね」
魅秋「ときにお兄様」
俺「なにか?」
魅秋「お兄様は、ませた子に対して、『もっと子供らしくしなさい』とか、思ったりしますか?」
俺「口では言うね。けど、思ったりはしない。精神的にひどく幼かったり、逆に不自然なほど大人びた人とか、沢山知ってるから」
魅秋「……安心しました」
俺「で、一体何を話してくれんのかね」
魅秋「春香のことですよ」
俺「その春香の、何を?」
魅秋「……話していく中で、伝えたいことは考えますよ」

(続)



202 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:42:35.77 ID:t2LZuWM0
(続)

俺「……」
魅秋「『子供らしく』とか『女の子らしく』というのが一番不得意なんで途中で茶々入れないでくれると助かります」

若干不機嫌そうに、魅秋が一気にそうまくし立てる。

俺「……あい」
魅秋「で、まずは春香との出会いなんですが……」
俺「おうよ」
魅秋「雨の日でした」
俺「……雨の日とか、センセーショナルにしたいからそう言ってるとか?」
魅秋「楽しいですね。ですが黙っていて貰えると非常にありがたいです」
俺「……はい」

(続)



209 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:45:20.79 ID:t2LZuWM0
(続)

その時の状況を再現出来るぐらい、詳しく聞いたので、
ここからは魅秋目線での描写になります。

(続)



219 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:53:40.03 ID:t2LZuWM0
(続)

(ここから魅秋目線)

雨の中、意味もなく、あてもなく、ブラブラしていました。
人にそう言うと、例に漏れず心配されますが、ただ単にそれが好きだからです。
特に雨の日は、この上なく、最高です。
冬だと、暗くなるのも早いですから、暗夜の雨中……最も、身を置きたい状況ですね。
落ち着けるんです。意味もなく。

ドラマとか漫画でもそうじゃないですか、日光が照る中で、暗い話をする場面は、あまりありません。
その、ドラマや漫画のように、『何か』が起きるにふさわしい、暗がりの雨の中で、春香を見つけたんです。

『見つけた』、ですね。柱の影に、放心状態で立っていましたから。

(続)



225 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 22:56:45.52 ID:t2LZuWM0
>>222
222 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 22:55:14.33 ID:J/U7iZIo
てか皆漫画の読みすぎじゃね・・・?
最近、メタ表現も普通になってきてるしね
『漫画じゃあるまいし』みたいな(´・ω・)



228 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:03:30.06 ID:t2LZuWM0
(続)

勿論、声なんてかけませんよ。頭のおかしい人なんて、近頃はひしめいてますし。
けど、冒険したくなる時ってあるじゃないですか? 意味もなく。
意味ないことすることが、好きなんですよ、僕は。

柵を越えて、春香のほうに近づこうとすると、こちらを睨んできました。

魅秋「声かけたのが、僕でよかったですね」
春香「……」
魅秋「もしこれが警官なら、事情を根こそぎ問い立たされることになってますよ?」
春香「……っあああああぁああぁあぁぁあぁ!!」

両手で頭を抱えて、聞き難い絶叫を、春香はしました。

魅秋「ほら、落ち着いて……って言っても、逆効果なんですよね、この言葉って」

そんなことを一人でつぶやきながら、なんとか、春香をなだめました。

(続)



229 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:04:12.60 ID:t2LZuWM0
>>227
227 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 23:03:22.11 ID:NhIHKkw0
メタ表現ってなんだ?

ググってもわからねぇ・・・
メタ(メタファー)=隠喩・暗喩ってことです(´・ω・)



241 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:09:00.56 ID:t2LZuWM0
>>235
235 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 23:05:54.57 ID:bvlCRes0
…曇り空的中 あぁもう何で嫌な予感ばかり
正直、今日のこと報告しようか迷ったんだよね
前も的中云々とか言ってたから(´・ω・)




245 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:13:00.63 ID:t2LZuWM0
(続)

魅秋「名前は?」
春香「はっ、はる、はるか……」
魅秋「年は?」
春香「どっか行って!」
魅秋「なら、もっと目立たないトコで泣いたほうがいいですよ? 学校とかで色々騒ぎなりますから」
春香「……うう」
魅秋「……で、どうします?」
春香「どう……って、何が……?」
魅秋「このまま僕はどっかに行く。或いは事情を聞く。どちらがいいですか?」
春香「……」
魅秋「聞いてもいいですか?」
春香「……誰」
魅秋「君のことを教えてくれたら、僕もいろいろ話しますよ」
春香「……(こく)」

(続)



246 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:13:31.44 ID:t2LZuWM0
訂正:(続)→(魅秋目線終了)(続)



252 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:19:55.15 ID:t2LZuWM0
(続)

魅秋「結論から言うと、当時春香は、父親と弟の二人を、失ったらしいです」
俺「……弟?」
魅秋「経緯としては、弟を何らかの不幸で失い、それが元で両親が離婚。母方に引き取られて、虐待を受けるようになり、今言ったようなことに繋がった、と」
俺「虐待って言っても、春香の体に傷跡とかはなかった」
魅秋「精神的な虐待です」
俺「……」
魅秋「その件から、春香に興味を持ち始め、会うようになりました」
俺「いつ頃?」
魅秋「去年の11月終わりか、12月初めですね」
俺「……」
魅秋「ええ、それはもう、依存されましたね、病的なほどに」
俺「依存、ね」
魅秋「今は、くすぐられても随分と可愛らしく笑うようになりましたね、春香も」

(続)



267 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:28:35.33 ID:t2LZuWM0
(続)

俺「……」
魅秋「最初は、発作的に何かを蹴ったり、物を投げたりしてくるのが、当たり前でした。
 それが徐々に回数が減り、そういうことをしたら謝る様になり、週に一度くらいしかそういうことをしないようになり……」
俺「現在の、なんてことない普通の小学生になりました、ってことね」
魅秋「今年は2月と3月に一回ずつ、そういうことがありました。4月5月はなかった
 ですけど、この先はどうか、不安定です」
俺「ちょうど、新家庭になったあたりか」
魅秋「けれどまさか、ぷよぷよの大会で優勝した人と春香が、こんなに親しくなってるとは、
  思いもしませんでしたよ」
俺「なるほど、ね。経緯は理解出来た」
魅秋「わかりました。ではそろそろ、本命の話に入ろうかと思いますが」
俺「ああ、頼む」

(続)



274 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:36:18.15 ID:t2LZuWM0
(続)

魅秋「……どうしましょうか」
俺「春香のこと任せたいって言ってたけど、
  この先あんまもう春香とは会えないってこと?」
魅秋「誘われれば、来ますよ。ただ」
俺「ただ?」
魅秋「僕自身がもう、春香の問題に関して、飽きてきています」
俺「……」
魅秋「真剣でなければ、春香のことにはもう関わるべきじゃありません」
俺「だんだん、興味失ってきたってこと?」
魅秋「はい」
俺「……わかった」
魅秋「興味がどうとかは別として、近いうちに、春香とはお別れになりますから」
俺「もうすぐ自[ピーーー]るとか?」
魅秋「……」
俺「……」
魅秋「僕の、最後の一言は、余計でしたね」

魅秋が立ち上がる。

魅秋「お伝えしたいことは、以上です」
俺「わかった」
魅秋「……それでは」

ベンチに座ったまま、微動だにしない俺を尻目に、魅秋が帰っていく。

(終)

長くなってごめんね(´・ω・)



275 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:36:58.28 ID:t2LZuWM0
訂正:自[ピーーー]る→自 [ピーーー]る



277 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:37:22.80 ID:t2LZuWM0
間違えた
自[ピーーー]る→自殺 する だ



288 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:40:23.62 ID:t2LZuWM0
>>280
280 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 [sage] 投稿日: 2007/06/03(日) 23:38:22.95 ID:ctAoOrwo
なんで自殺になるん?
完全な直感だけど、自殺はないと思ってる
厭世的ではあるけどね、全体的に



294 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:42:17.00 ID:t2LZuWM0
>>290
290 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 [sage] 投稿日: 2007/06/03(日) 23:41:13.49 ID:fDzP4cMo
>>ぷよさん
あまり人の事に首突っ込むのも嫌いだとおもうけど
どうにかならないかな・・・・人はそんな簡単に死んでいいわけないんだ・・・・
悲しすぎるよ

ちょくちょく探るつもりではあるけどね
ただガードが滅茶苦茶固いから、骨が折れそうだけど(´・ω・)



311 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:48:53.45 ID:t2LZuWM0
>>306
306 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/03(日) 23:46:51.05 ID:ketqXNw0
ぷよだって冗談で言ったんだろ?別に確信なんかなかったんだろ?
文章からが伝わらないが、それでその発言した後の魅秋の表情とかで自殺願望あるかないかは判断できるんじゃねーかな
花月の件があった関係で、言ってみただけ
結局「影は影のままで」の意味もわからなかったし、
現時点では、自分の事を謎めいたように演出したいんだと考えてる

ただ、春香のことが本当であれば物凄い気分屋なんだろうし、わからないけどね(´・ω・)



323 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/03(日) 23:57:07.15 ID:t2LZuWM0
まぁ、明日があるんでそろそろ寝ます
現時点じゃ、あまり考え過ぎない方がいいと思いますよ
俺も正直、春香のことばっか考えてて、魅秋のことは現段階じゃ全然熟慮してないし

じゃ、おやすみ(´・ω・)



374 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 00:41:40.32 ID:175Qqa60
>>368
368 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/04(月) 00:32:16.06 ID:s7BInxo0
よし、何個かうpるから投票してもらおう
おまいら協力頼む^^^^^^^^^
これから描くからうpまだだけど
魅秋の絵って四時ぐらいに挙げた奴だよね?
詳細は覚えてないけど、アレをもうちょっと子供っぽくした感じかな。あとは黒髪で(´・ω・)

スペックはまあ、絵の通りです。それとまだ胸は平地です。なんで胸気にするかよくわからんけど

じゃ、ホントにおやすみ(´・ω・)





386 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 01:32:07.98 ID:175Qqa60
>>381
381 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/04(月) 01:15:49.71 ID:s7BInxo0
まず一つ目幼さを大分出した感じ
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper32451.jpg
前にうpした魅秋をぷよのアドバイスに近くしたつもり。これが一番近いということかな
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper32452.jpg
めちゃボーイッシュにしたらただの少年になった希ガス
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper32453.jpg
お姉さんっぽくしすぎた感
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper32454.jpg
結局どれも納得いかん!からそのうちまた書き直すかも
しかし、最初からイメージ通りに描けたっていうか最初に書いてからほぼ絵が変わってないのって
今まで春香と佐藤さんしかいないからなー
佳奈恵も花月も零も描くたびに変わってるからなwwwwwwww
描きながら研究研究wwwwwwww
どれが一番近いか
どんな感じに改善すればいいかよろしく
一番上かね、泣きホクロはないけど
やっとレポート終わったんで、ホントのホントにおやすみ

……最近、『おやすみ』にしまりがなくて駄目だね(´・ω・)



453 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 20:29:22.36 ID:175Qqa60
たらいま、花月可愛かった(´・ω・)

夕飯いってきますノシ



461 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:03:33.07 ID:175Qqa60
>>455
455 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/04(月) 20:33:56.70 ID:jjpfkwDO
佐藤さんは今日も出番なしか・・・
佐藤さんは基本的に部活あるしね
今からが追い込みらしいです(´・ω・)



466 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:14:40.45 ID:175Qqa60
>>459
459 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/04(月) 20:59:02.87 ID:iAVgSEAO
よくそんだけ時間あるよな
大学生うらやましす
サークル入ってないし、バイトもそんな長い時間拘束されるものでもないし、
いつも「課題課題」言ってるけど、毎日夜九時以降は基本的に完全フリーだから、どうとでもなるんだよね(´・ω・)



471 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:24:06.33 ID:175Qqa60
>>468
468 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/04(月) 21:18:26.71 ID:dCQqQ/Uo
サークル入ってないで出会いがあるのか・・・?
まあ、道歩けば出会いなんていくらでも(´・ω・)



476 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:28:49.86 ID:175Qqa60
え、で、どうしよ、今日のこと報告する?
きゃはーとかうはーとかやってただけだけど(´・ω・)



479 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:30:58.75 ID:175Qqa60
っていうかアレなんだよね、気楽な内容だと中身がないから報告どうしようかと思うし、
中身あるときは昨日みたいに大抵重い内容だし

板ばさみな面持ちです、はい(´・ω・)



484 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:35:18.77 ID:175Qqa60
ま、書いてきますね……
ホントは「ああ花月可愛いなぁ」とか一人で内密に悦に浸ってたかったけど(´・ω・)



488 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:39:06.93 ID:175Qqa60
>>486
486 名前: VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 投稿日: 2007/06/04(月) 21:37:20.03 ID:.HyRHqA0
テスト期間+補習+追試+追追試+懇談+レポート を乗り越え、約6スレぶりに帰還…

wwktk
追追試って初めて聞いたけど……(´・ω・)



494 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:44:07.91 ID:175Qqa60
今日は午後休講だったから、大学は午前のみ
件(クダン)の墓の花のお供えのことについて、調べといてくれた人がいて、
今日はそれの報告しに来てくれたんだけど、なぜだかお小遣いを貰って
ワーイな状況になったので……

電話で花月を呼びつけることに

(続)



505 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:52:26.17 ID:175Qqa60
(続)

大型ショッピングモール(通称ジャスコ)に制服姿のまま来いと伝えておき、
15時頃に、花月、自転車に乗って現れる。

俺「お待たせ」
花月「……遠すぎるぞ、ここは」
俺「ま、学校の人に見られるよかマシでしょ」
花月「大体、私を呼び出してどうするつもりだ」
俺「どうされたい?」
花月「……」
俺「『どうされたい』と言われて、いま真っ先に思いついたことを白状しなさい」
花月「言えるか! そもそも、どうして和泉でなく私なのだ?」
俺「まあ、佳奈恵はいま修学旅行前で色々忙しそうだし、また北辰テスト近いから
 勉強に集中させたいし」
花月「……」
俺「じゃあ花月とかでいいや、って」
花月「帰っていいか?」
俺「可愛いから駄目」
花月「……」

(続)



513 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 21:56:56.44 ID:175Qqa60
(続)

テクテクと適当に、店内を歩き回る。

俺「実はね、こないだ墓参り行ったとき、花がなかった理由がわかったんだ」
花月「……調べたのか」
俺「それで、その調べてくれた人が、なぜだか俺にお小遣いくれたんだ、学生だからって」
花月「……」
俺「で、せっかくお金貰ったから遊びたいな思って、花月を呼んだんだ」
花月「なるほど」
俺「そういうことだから、ショッピングでも-」
花月「待て」
俺「報告はまだ無しよ。相当に相当らしいから」
花月「意味がわからないのだが」
俺「大人になればわかるよ」
花月「嘘だ」

(続)



520 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 22:02:01.90 ID:175Qqa60
(続)


で、今日会った時から思ってたことを言ってみる。

俺「そういや、全然汗かかないよね、花月」
花月「……生来、暑さには強いからな、私は」
俺「暑さに強いのか、単に汗かきにくいのか」
花月「? 同じじゃないのか?」
俺「後者なら、発汗作用がきちんと働かないってことだから、熱射病か日射病になりやすいらしいよ」
花月「ふむ……」
俺「俺は基本的に暑いの苦手だからアレだけど、自分ではどんな感じなん?」
花月「確かに、平熱は高いほうかもしれない。体育の時間に倒れたこともあったしな」
俺「ちょっと待って、それは自殺に関連した自演って言ってなかったっけ?」
花月「流石に、酸欠状態の演技は無理だ。知っているなら、教えて欲しい」
俺「いや、知らんから」

で、何気なく花月の手を握る。

花月「……」
俺「おお、凄い冷たい」
花月「何、を……」

(続)



524 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 22:10:11.61 ID:175Qqa60

(続)

で、手握ったまま、歩く。

俺「ひんやりしてて、いいねぇ」
花月「……」

花月がうつむく。
前の髪が長いときと違い、今は表情が丸わかりの状態。

俺「……うつむいてても、にやけてんの丸見えですよ」
花月「そ、そんなはずはない!」
俺「『そんなはずはない』って、にやけ顔見えることが、ってこと?」
花月「う……手を離せ」
俺「やだ」
花月「はなせっ、は~な~せ~」

ブンブン手を振っているが、俺は離さない。

俺「んな子供っぽいことしないでって、もう中三なんだから」
花月「どうして握る力がこんなに強いんだ……以前のマクドナルドのときは、完全に手加減していたのかっ」
俺「いえす、ま、これ以上握ってると佳奈恵に怒られそうなんで……」

花月の手をはなす。

(続)



535 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 22:19:46.19 ID:175Qqa60
(続)

花月「どっと、疲労感が……」
俺「で、どうよ、好きな人とか出来た?」
花月「……いない」
俺「まあ、今のままじゃ、誰かと付き合ったりはしないほうがいいと思うよ」
花月「? 何故だ?」
俺「なんかこう、対人恐怖症というか……他人が不快だったり不機嫌だったりすると、物凄く気にしそうなタイプっぽいからさ」
花月「……」
俺「真面目な人ほどそうなんだけどね、相手のことを気遣いすぎて、自分が神経を病んじゃうっていうパターン」
花月「……和泉ほど、私は器用でもない。そう言われても、すぐに変わるわけでもない」
俺「佳奈恵はねぇ、最初は花月に対して、尊敬の目のみで見てたみたいなんだけどね」
花月「……」
俺「色眼鏡なしで言うけど、佳奈恵は完璧人間に近いから、意識しすぎないほうがいいよ」
花月「そうか……」
俺「ま、地道にね、地道に努力を」
花月「うむ、奮励(フンレイ)を」
俺「……やっぱり最初は、その文語寄りの口調をどうにかしないとね」

(続)



542 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 22:28:54.76 ID:175Qqa60
(続)

買い物といったものの、特に何するでもなく、二人でアイスを食べ終わり、だらける。
花月がうーうー微妙にうなりながら、テーブルに横頬をへばりつかせ、ぐてーっとする。

花月「文語は駄目か」
俺「文語が駄目というより、人に言って通じない言葉は駄目だ。小難しい論文じゃないんだから」
花月「今の私のジカンか……」
俺「なに、時間? なんか予定あるの?」
花月「時艱(ジカン)だ、難問という意味で……はぁ」
俺「たれパンダみたいな状態でつぶやく言葉じゃないぞ、それ」
花月「なら、荊棘(ケイキョク)でいい……」
俺「結局さ、難しい言葉で、自分の本心悟られたくないってことなんでしょ」
花月「むぅ……」
俺「難しい言葉に変換しないで、『行く行く』とか素直に言えばいいのに」
花月「……私は一生、それをネタに貴様に茶化されるのか……」
俺「反応してくれるから楽しいんですよ」
花月「じゃ、反応せん……まどろむ」
俺「……ほほぅ」

(続)



550 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 22:37:43.64 ID:175Qqa60
(続)

俺も花月と同じように、グテーっとテーブルに突っ伏す。
で、おぼろにつぶやく。

俺「……花月……にゃんこ……好き?」
花月「……猫のことか……」
俺「花月……にゃんこ……好き……?」

『にゃんこ』の部分の音量を、下げる。
ちなみにこのとき、花月と顔が至近距離の状態。

花月「……」
俺「花月…………ゃんこ……好き……」

語尾の疑問調を削除。
にゃんこの部分を、聞こえるか聞こえないかぐらいにして……

(続)




557 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 22:43:29.84 ID:175Qqa60

(続)

俺「花月……好き……」
花月「……………………ゃ」
俺「……」
花月「……」
俺「今、『にゃあ』って言った」
花月「……我慢の限界に来ていたところだ」
俺「何の?」
花月「……言えるか、馬鹿が」
俺「これをきちんと言うことが、難語脱出の第一歩だよ」
花月「む……言えというのか」

(続)



561 名前: ぷよぷよ男 ◆lU31dHB4lc 投稿日: 2007/06/04(月) 22:48:06.83 ID:175Qqa60
(続)

俺「うん」
花月「わかった、言ってやろうではないか」
俺「おお、言ったれ言ったれ」
花月「もうなんだ、あれだ、悶え死にそうになって興奮状態になって、貴様をどうにかしてやろうと思ってたとこだ」
俺「つまり?」
花月「にゃあということだ」
俺「……大丈夫?」
花月「……貴様が、言えと……」
俺「……文語はなかったけど、次は理路整然と話せる訓練か」

(続)



ぷよ発言ダイジェスト 42_2 後編へ続く)



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