DoJa-4.0→DoJa-4.1の変更点
- DoJa-4.0→DoJa-4.1の変更点
- 主な新機能
- 追加されたクラス
- [任] AccessToken
- [任] Alarm
- [任] AvatarData
- [信][任] AvatarStore
- [任] DoJaAccessToken
- [任] DoJaStorageService
- [任] EncryptionAttribute
- [任] File
- [任] FileAttribute
- [任] FileDataInput
- [任] FileDataOutput
- [任] FileEntity
- [任] Folder
- PKCS7SignedData
- PKCS7Signer
- [任] RandomAccessible
- [任] SDBindingEncryptionAttribute
- [任] StorageDevice
- Toruca
- TorucaStore
- X509Certificate
- [任] CodeReader2
- [任] IlluminationDisplay
- 変更のあったクラス
- 削除されたクラス
- 備考
主な新機能
対応機種
- DoJa-4.1
- D系:D902i, D902iS
- F系:F902i, F902iS
- N系:N902i, N902iS, N902iX
- P系:P902i, P902iS
- SH系:SH902i, SH902iS, SH902iSL
- SO系:SO902i, SO902iWP+
- DoJa-4.1LE
- D系:D702i, D702iBCL, D702iF, D851iWM, D800iDS
- F系:F702iD
- N系:N902iL
- P系:P702i, P702iD, P703iμ, P704iμ
- SA系:SA702i
- SH系:SH702iD, SH702iS
- SO系:SO702i
- L系:L-01A
外部メモリのサポート
- StorageDeviceなど
- miniSDやmicroSDなどの外部メモリを読み書き可能になった
- スクラッチパッド代わりに使えばアプリのデータをほぼサイズ制限なしに扱える
- miniSDやmicroSDなどの外部メモリを読み書き可能になった
FirstPass向けデジタル署名
- PKCS7Signerなど
- docomoの FirstPass をサポートするための機能が追加された
トルカのサポート
- TorucaStoreなど
- トルカの新規登録や取得ができるようになった
- 取得系メソッドはトラステッド専用
- トルカの新規登録や取得ができるようになった
追加されたクラス
[任] AccessToken
- ストレージデバイスのアクセス権を表すクラスが実装すべきインターフェイス
- 実装クラスはDoJaAccessToken
- オプションAPI
[任] Alarm
- アラーム機能にアクセスできる
- 登録のみサポートされている
- オプションAPI
[任] AvatarData
- アバターのデータを表すクラス
- MediaResourceを実装している
- MediaManagerのメソッドで取得する
- オプションAPI
[信][任] AvatarStore
- アバターの新規登録および取得が行える
- どちらの機能もトラステッド専用
- トラステッドアプリ専用 / オプションAPI
[任] DoJaAccessToken
- ストレージデバイスのファイルやフォルダのアクセス権を定義する
- AccessTokenを実装している
- インスタンスの取得にはDoJaStorageServiceを使う
- オプションAPI
[任] DoJaStorageService
- ファイルやフォルダのアクセス権を取得する
- アクセス権はDoJaAccessTokenで表現される
- オプションAPI
[任] EncryptionAttribute
- 暗号化パラメータを持つファイル属性を定義する
- FileAttributeを実装している
- SDBindingEncryptionAttributeの親クラス
- オプションAPI
[任] File
- ファイルを表現する
- ファイルのオープンや削除が可能
- オプションAPI
[任] FileAttribute
- ストレージデバイスのファイルの属性を表すクラスが実装すべきインターフェイス
- 実装クラスはEncryptionAttribute
- オプションAPI
[任] FileDataInput
- File入力用のDataInput
- RandomAccessibleを実装しているためランダムアクセスが可能
- オプションAPI
[任] FileDataOutput
- File出力用のDataOutput
- RandomAccessibleを実装しているためランダムアクセスが可能
- オプションAPI
[任] FileEntity
- ファイルの実体を表現する
- Fileのメソッド呼び出しで取得できる
- 実際にファイルを開いてストリームを取得可能
- オプションAPI
[任] Folder
- フォルダを表現する
- Fileの新規作成や一覧を取得可能
- オプションAPI
PKCS7SignedData
- デジタル署名付きデータを表現する
- データの生成はPKCS7Signerのメソッドで行う
- デジタル署名付きデータの検証も行える
PKCS7Signer
- デジタル署名付きデータを生成する
- データとハッシュアルゴリズムからPKCS7SignedDataを生成する
[任] RandomAccessible
- ランダムアクセス可能なクラスが実装すべきインタフェース
- FileDataInputとFileDataOutputが実装している
- オプションAPI
[任] SDBindingEncryptionAttribute
- SD Binding用の暗号化パラメータを持つファイル属性を定義する
- EncryptionAttributeを継承している
- EncryptionAttributeより細かい暗号化パラメータを設定可能
- オプションAPI
[任] StorageDevice
- ストレージデバイスを表現する
- 外部メモリのスロットやメディアに対する操作を担当
- ファイルシステムへの操作はFileやFolderを使用する
- オプションAPI
Toruca
- トルカを表現する
- トルカの生成と各種パラメータの取得/設定が可能
- 読み書きにはTorucaStoreを使用する
TorucaStore
- トルカの新規登録や取得ができる
- トルカのデータはTorucaで表現する
- 取得用メソッドはトラステッド専用
X509Certificate
- X.509 証明書を表現する
- PKCS7SignedDataのメソッド呼び出しで取得可能
[任] CodeReader2
- CodeReaderで使用できるコード種別が定義されている
- DoJa-4.1では物体認識のみ定義されている
- オプションAPI
[任] IlluminationDisplay
- 端末のイルミネーションを設定する
- テーマ設定メソッドのみトラステッド専用
- オプションAPI
変更のあったクラス
Camera
- フォーカス(通常/接写)を取得/設定できるようになった
Canvas
- 入力可能な文字数を制限してIMEを起動できるようになった
CodeReader
- コード種別にCODE-39、マイクロQRコード、NW-7コードが追加された
Graphics
- 描画時の反転指定に90度右回転→左右反転と90度右回転→上下反転が追加された
IApplication
- iアプリが端末外部から移動されたかを判定できるようになった
ImageStore
- 画像データのエントリIDを直接取得できるようになった
IrRemoteControl
- 送信回数を設定できるようになった
MailDraft
- 本文に設定できる残りバイト数を取得できるようになった
MediaManager
- AvatarDataを取り出せるようになった
MediaResource+実装クラス
- メディアリソースのプロパティ値を設定できるようになった
MessageDraft
- 本文に設定できる残りバイト数を取得できるようになった
[任] MovieStore
- トラステッドAPIではなくなった
- 動画データのエントリを取得できるようになった
- 取得したエントリからMediaImageやストリームを取り出せるようになった
Phone
- PPT呼発信ができるようになった
- UIMのバージョン番号を取得できるようになった
PhoneSystem
- テレビ電話通話中の代替画像を表す設定タイプが追加された
TextBox
- 入力文字数を無制限にする指定が追加された
- 入力可能な文字数を制限できるようになった
[信] XString
- コンストラクタを呼べるようになった
- XString同士を連結するメソッドが追加された
[任] Graphics2
- Graphicsに実装済みで非推奨となっていたメソッドがいくつか削除された
[任] PhoneSystem2
- 背面のライトの属性を表す定数が削除された
- マイクの音量に関する定数が削除された
削除されたクラス
C3DActionTable
- ActionTableに同様の機能が実装されたため
C3DCanvas
- Canvasに同様の機能が実装されたため
C3DFigure
- Figureに同様の機能が実装されたため
C3DGraphics
- Graphics3Dに同様の機能が実装されたため
C3DMath
- FastMathに同様の機能が実装されたため
C3DTexture
- Textureに同様の機能が実装されたため
Camera(オプションAPI側)
- 基本APIに全く同じクラスが実装されているため
CodeReader(オプションAPI側)
- 基本APIに全く同じクラスが実装されているため
ImageMap(オプションAPI側)
- 基本APIに全く同じクラスが実装されているため
Palette(オプションAPI側)
- 基本APIに全く同じクラスが実装されているため
PalettedImage(オプションAPI側)
- 基本APIに全く同じクラスが実装されているため
StereoImage
- 対応機種がSH505iしかなかったため?
StereoScreen
- 対応機種がSH505iしかなかったため?
備考
- 次のクラスはリファレンスに記載されていない
- Degree
- Location
- LocationException
- LocationProvider