猫耳少女と召使いの物語エロパロ保管庫@WIKI

なぜなにこちむい02

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なぜなにこちむい!! からだのヒミツ Ⅱ

 
 
 全裸のぼくをあっという間に応接テーブルにくくりつけるリナ様。ご主人様は自分の寝室兼、
作業室から怪しげな測定器具を用意してくる。ユナ様も部屋から飛び出て自室からなにやら
小さな箱を抱えて持ってくる。ご主人様の部屋の怪しげな機械がぼくの領域のはずの手狭な
応接室に侵食してきて怖気をふるうぼく。
 「やあっ!!  は、離してくださいっ!! 恥ずかしいですっ!」
 足をバタつかせようにもその足をしっかりとロープで括ったのは縛縄術も堪能なリナ様なので
まったく動かせず、かつ手足の血流も止まってない。
 「まずは脳波計を付けとくにゃあ、おまえの感度がばっちりわかるようにと・・・それと、後で
愉しむため・・・じゃなかった、目隠しして余計な感覚をカットしておくにゃ・・・」
 とぼくの頭に新興宗教っぽいコードのついたバンダナをおでこに巻くご主人様。そして取って
つけたような理由でアイマスクも付ける。自分の身に起きた不幸と不安にその時ご主人様がした
ユナ様へのかすかな目配せに気がつかず、ご主人様に抗議するぼく。
 「ご、ご主人様。ぼく、今なら怒りませんからこんなバカなことしてないでロープを解いて
ください・・・ねっ、借金なんて地道に生きていけば返せますよ・・・」
 目隠しされたぼくの視界でご主人様が思わせぶりに言った声が横から聞こえた。
 「にゃふ・・・本当に怒らにゃいにゃ・・・?本当かにゃ?」
 「・・・へ?ほ、本当ですよっ!! べ、別にこれからご飯のおかずを毎日鰹節にしようとか、
お城の化粧料の受け取りをご主人様じゃなくてぼくにするとか、そんなこと全然考えて
ませんよ~・・・」
 『ピ――!ピ――!ピ――!』
 とたんに召使いの動揺を読み取り、鳴り響く脳波計のアラーム。さらりと言うご主人様。
 「にゃふ、さすがわたしの開発した脳波計、ウソ発見器としても使えるみたいにゃ・・・」
 「え、あっ!? そんなずるいっ! ご主人様っ、ウソです!違うんです~!! 」
 
 
 と、元々ウソの付けない召使いに引導を渡してからマナはモニターの用意を始める。また
機械の横ではユナが後日、召使いの痴態を反芻するため、三脚にとっておきの落ち物である
『はんでぃかむ』を設置している。カメラは700グラム程度なのにマナが作った『魔滉⇔電気』
変換装置は重さ40キロ、大きさは灯油のポリタンクほどあって本体の『はんでぃかむ』とは
名ばかりの物体と化している。もともと魔洸そのものが精密機械や火薬などと相性が悪いため、
ネコの国のように魔洸濃度の濃い場所で精密機器をまともに使おうとするとこのような大きさになる。
ちなみに関係のない話になるが、フローラの特許技術は機械の不確実な部分を魔洸で補うハイブリッド
であり、マナの発明のコンセプトは強引に魔洸が影響する中で普通に機械を使うという強引な
システムである。マナの名誉のために言えばここだけの話、このバッテリー破格に小型化に
成功している。
 電源稼働時間に限りがあるので急いでモニターを始めようとマナは召使いの横に立ち戻って言う。
 「にゃふ・・・ほら、この製品を試すにはアソコが元気にならにゃいとはじめられにゃいんにゃ」
 シャフトをツンツンとつつくマナ。召使いは不意の刺激にビクンと身を震わせると不機嫌に言う。
 「その怪しげな石油化学製品ぽいのが何かは知りませんけど、勝手なこと言わないで下さい!! 」
 全裸で縛られているどころか、目隠しのせいでその姿を録画されてしまっているのに気がつかない
無防備な召使い。部屋のネコ娘たちはそんな何も知らない少年召使いをだましてビデオ撮影を
しているという暗い愉悦に誰もが体の内側から上気させ、確実に室温を1、2度ほど上げている。
 「まあ強がってるのも今のうちにゃあ、この頃モノ作りに追われてしばらくシテにゃかったから
きっとお前も溜まってるにゃ・・・それにお前はビンカンだしにゃあ・・・」
 ふいにマナが身をかがめ『ふっ』と目隠しをされた召使いの耳元に息を吹きかける。すると
電気を流したように召使いの細い体がビクンとはねた。
 「そっ、そんなことしたってぼ、ぼくには無駄なんですからねっ!! 」
 『ピ――!ピ――!ピ――!』
 マナはそのアラーム音を聞きながらにまっと目を細めるのであった・・・
 
 
 「・・・?」
 『ふかっ・・・』
 目隠しの闇の中、柔らかあったかいものに包まれるぼくの顔。ご主人様の耳元でご主人様の声がする。
 「ほ~ら、おっぱいにゃよ・・・」
 「えっ!! えっ!? ・・・」
 あわあわとうろたえるぼく。肌触りのいい布越しにふんわりしっとりみっちりした感触が頬に伝わる。
ぷにぷにと絶妙な感触で押し付けられるとついつい眠くなるほどうっとりしてしまうが・・・
 「あっ・・・いまピクンっていったですの――っ!! 」
 「にゃふ、コイツは巨乳フェチなんにゃ」
 「ち、ちっ、ちっ、違いますってばぁ!! 」
 『ピ――!ピ――!ピ――!ピ――!ピ――!』
 「あわわわ・・・ふえええん・・・」
 ユナ様がクスクスと笑う声が聞こえて、たぶん耳どころか首まで真っ赤になってしまう。ぷよっ、
ぷよんっと柔らかい双丘を人前で押し付けられ、ぼくは恥ずかしさに泣きそうになりながら言う。
 「ご、ご主人様・・・離してくださいよう」
  「なに言ってるにゃ・・・別にわたしが押し付けてるなんて言ってにゃいにゃよ」
 「・・・え・・・ご主人様じゃない?」
 そ、そういえば何か匂いが違うような・・・すごく甘ったるい香水の匂いが鼻腔をくすぐっている・・・。
ぼくが言うと喉元に熱い吐息とともに声。
 「は・ず・れ・・・ざぁんねん、マナ姫でなくてよぉ・・・うふふ、それじゃ罰ゲームね・・・」
 「えっ!! そんな・・・ふぁむっ!? 」
 トロンとした声で店長さんの声。
 「て、店長さん・・・な、なんで・・・」
 『シュッ』とスニーカーの紐を引き抜くような音。もしかして・・・ドレスの胸元のストリングスを
引き抜く音?ぼくの記憶力と想像力は店長さんが着ていた元々露出の激しいドレスの胸元にあしらって
あったストリングスを引き抜いてる姿をありありと想像してしまう。そして次には熟れきった双乳が
胸元から開放され、一気に、あふれるようにまろび出る『たゆん』と重く揺れる音にならない音も
頭の中で再生してしまう。
 
 『・・・・・・!!!はぷっ!? 』
 口元をいきなりぴったりしっとりしたものに覆われ驚愕するぼく。息継ぎをしようと慌てて首を
振るがうまくいかない。ぶんぶんと大きく顔を左右に振ってやっと息をつく。甘くミルク臭い香りが
脳の奥をガンガンと叩いた。
 「あらぁ、苦しかった?ごめんなさいねぇ。もぅ・・・ぼくがおっぱいぐりぐりするから少し
感じちゃったあ・・・わかるかなぁ~・・・」
 店長さんがしゃべりながらぼくの両頬に押し付けられるおっぱい・・・ご主人様やリナ様より
ふんわりほろほろとした感触・・・時折耳たぶにに触れる恐らくコリコリっとした先っぽの部分は
『感じちゃった』という言葉が全然ウソでないのを証明しているようで・・・
 「え、あ・・・うわ・・・」
 ぼくは店長さんの胸の谷間の中、甘ったるい空気を胸いっぱいにして陶然となってしまう。
 「ふふ・・・どうかしら?お肌は若いお姫様たちには負けちゃうけど、ネコ娘のお味は
このぐらいの歳が一番いいのよ」
 店長さんはわざとフルフルと胸を僕の顔の上で揺らしてからぼくに言う。たわわな果実が滑らかに
緩やかに頬にぴとんぺとんと交互にぶつかる。ぼくの耳に流し込むように店長さんは続ける。
 「どう?ぼくはこの胸の先っぽ、チュパチュパ吸ってみたぁい?それとももう一回この胸で
息できなくなるほど『ぎゅ~』って押しつぶされたぁい?」
 胸がひんやり感じるのはぼくが相当頬を熱くしているからだろう・・・
 「あわわわ・・・ぼく、ぼく・・・」
 
 
 そのとき欲情に燃える雌ネコ達の後ろから小さな悲鳴が聞こえた。
 硬直してそっぽを向いていたはずの借金取りが指の隙間から召使いの下半身を見て驚愕している。
 「な、なんやねん!ごっつ勢いで、オチ・・・あわわ、ア、アレが凶暴に!」
 むくむくと屹立していくマナの召使いのシャフト。
 「ああっ・・・そんな、ウソです、ちがいますぅ・・・」
 『ピ――!ピ――!ピ――!』
 目隠しされた召使いは自分の節操のなさにしょげるが、健康な少年の下半身は別人格、見る間に
体積を増していく。
 「おお、ずいぶん元気になるのが早いな・・・ちょっと妬けるぞ・・・ふっ」
 「ひあっ!? 」
 足元のリナが目の前を通過するシャフトをピンとはじく。それにしおたれることなく
元気いっぱいにシャフトはヒクンと震え、力を漲らせ、そのまま召使いの下腹部をぺちんと
たたくように勢いよく上を向いて・・・この場合は召使いの顎を指すように倒れこむ。
胸を召使いの頭側から押し付けている店長はほとんど鼻先に風を感じるほどシャフトの
先端を突きつけられ熱い溜息を吐いて言う。
 「す・て・き・・・八寸胴返し?・・・ウワサ通りねぇ、いえ、ウワサ以上ねぇ・・・うれしいわぁ・・・
わたしみたいなオバサンのおっぱいに欲情してくれて・・・」
 「お、オバサンなんて・・・そんなことないですっ!!・・・ぼ、ぼく本当に・・・ぁうう・・・な、
なんでもありません・・・」
 「あら・・・」
 召使いの意外なフェミストチックな発言に押し付けていた身を起す店長。脳波計兼ウソ発見器の
アラームを横目で見て全く鳴らないのを確認すると、いい年こいて80歳近い年下に対して急に顔を
赤らめてもじもじする。
 「や、やぁだ!! ・・・ちょっとぼくはこんなオバサン捕まえて、もうっだめよぉ~、えい!えい!」
 と、イヤイヤをするように両脇を締め、たわわな乳房をさらに強調させ、召使いの顔を押しつぶす
店長。テーブルに固定されたあげく窒息寸前に追い込まれているのも気づかず、びくびくと震える
少年の若鮎のような感触を上半身をフルに使って楽しむ・・・一方、三姉妹といえば・・・
 
 「八寸胴返しってなんですの――っ?」
 「約25cmある訳じゃにゃくて、まあ『グレート』という称号だと思えばいいにゃ」
 「むぅ・・・召使くんは『グレートちんちん』の持ち主なのか?・・・まあ、依存はないが・・・」
 阿呆なことを話す三姉妹をよそにさらにヒートアップする店長。胸の谷間で召使いを押さえ込みつつ
ゆっとりと両手を伸ばし華奢な胸板を撫でる。
 「ひゃんっ・・・!! つ、冷たっ・・・あっ・・・」
 「うふふ・・・手の冷たい女の情は深いのよぉ・・・あら、胸感じるの?ご主人様にイケナイ調教
されちゃったのぉ?ほら・・・ピンクの先っぽピンピンってはじくと・・・」
 「ひゃんっ!! そ、そんな・・・ぼくオトコのコです!! 感じてなんか・・・あっ、あっ、あ――っ・・・」
 『ピ――!ピ――!ピ――!』
 「ふぅ~・・・ぼく・・・相当ウソつけない性格なのねぇ・・・うふふ、この無垢な少年らしいすとんとしてて
肌触りのいいお腹のラインが最高なのよねぇ・・・」
 ため息といっしょに哀れむようにいう店長。毒々しいほど真っ赤に塗ったマニキュアの爪で
召使いの胸やお腹を軽く引っかきながら撫で回す。しかしすっかりエンジンの掛かった店長はさらに
行動をエスカレートさせんと、召使いの片方の乳首を存分に虐めつつ、もう一方の冷たい手を愛撫を
加えつつ下へと移動させ、ますます猛る召使いのシャフトに手を伸ばす・・・が・・・
 『ガッ!』
 「にゃっ、ストップ!そこまでにゃ、メインはこっちのはずにゃ・・・」
 いたいけな召使いをつまみ食いしようと舌なめずりしてる店長の愛撫をとめるマナ。手の石油化学製品
もどきナマコを指差して言う。興ざめし、肩をすくめた店長は不満げだったが、マナの顔を覗き込むと
あっさりとあっさり引き下がり、召使いの体から身を起こし借金取りの横にボスンと腰を下ろした。
少し羨ましそうに小さくつぶやく。
 「・・・あら残念、けっこう大事にされてるのねぇ・・・もう・・・そんな怒ることないじゃなぁい・・・」
 
 
 顔にあたる熟れた胸の刺激がなくなり、ほっと息をつく召使い。たわわな胸の攻撃に酸欠になったのか、
荒く息をつく。目隠しで不安なのか、はたまた恥ずかしいのか、必死で体を丸め横を向こうとし、
手足を縛るロープに邪魔され、白い体をくねらせる。その動きがさらにこの場の雌ネコたちの欲情を
あおっているとも知らずに・・・
 「うううぅ・・・くすんくすん・・・」
 「なに泣いてるにゃ、さ~て、いくにゃよ~!」
 嬉々として召使い命名の『石油化学ナマコ』を手に取るマナ。片手に持ったビンのふたを歯で器用に開ける。
 「こうやってトローリとローション入れてぇ・・・」
 「・・・いったい何を?」
 「まったく、解ってるクセに、カマトトぶるにゃあ・・・こうやってこれをお前のアレにかぶせて
つかうにゃぁ~!」
 マナはナマコをひっくり返すとローションをこぼさないよう、すばやく召使いのシャフトに押し付けた。
目隠しをされているせいで反応がいちいち激しくて、それもまたネコ娘たちを愉しませてくれる。
 
 「へっ!? うわっ・・・ひゅああああっ!つ、冷たいっ!? 」
 小さな入り口に抵抗があったのもつかの間。それは意外な収縮を見せてぼくのシャフトの張り出した
部分を飲み込む。あらかじめ仕込んであったローションのせいでニュルニュルっと一気に根元近くまで
ぼくのシャフトが納まった。ヒヤリとした感触が脊椎を駆け巡りのけぞるぼく。
 「冷たいのは初めだけにゃあ・・・じきにというか、もういきなりイクなってくるにゃあ・・・」
 ゆったりと握りなおすとナマコを上下にシェイクしだすご主人様。
 「ひくっ!! あっ、ふあああああぁああっ・・・」
 爆発的な快楽が腰椎を走る。そのぷにぷにのナマコのなかは鋭角なトゲトゲやボコボコとした突起物が
あってぼくのシャフトを責める。でもその恐ろしげな突起を激しく擦りつけられているけど、石油化学
ナマコの異様に柔らかい材質とローションのせいでまったく痛くない・・・
 「ひんっ、トゲトゲがプチプチがあっ!そこダメっ、ダメなのっ、あひぁっ!あっ、あっ!」
 やがてシャフトに馴染んで空気が抜けたのかピッタリとそれは張り付いてぼくのシャフトをみっちりと
巻きつくように絡みつく。
 「ふあああっ!! ああっ!! だめっ、なにこれ、なにこれっ!? ご主人さまだめっ!! ・・・
ひゅあああっ!ぼくおかしくっ!おかしくなっちゃうううっ!!!」
 
 ぼくの痴態に会心の笑みを浮かべたご主人様はそのまま耳に口を寄せてぼくに囁く。
 「ほ~らどうにゃ~・・・このオナホール、実際に私のアソコで型取りしてるんにゃあ・・・お前なら
わかるにゃ・・・いつものわたしの、オ・マ・○・コのカタチ・・・」
 舌も触れんばかりの距離で卑猥なことを囁くご主人様。その衝撃の事実と目隠しのせいで全意識が
シャフトに集中してしまう。確かに入り口で締まって、しばらく行くと狭くなった感じがして、行き止まりに
ぶつかると全部がギュッと締まって・・・流石に中にトゲトゲやプチプチはないけども・・・。しかしその意外な
事実から生み出された快楽は、目隠しのせいでさらにリアルさを増し脊椎を一気に貫通し、ぼくの脳を白く染め
フレアとなって爆発し始める・・・
 『にゅくにゅくチュプチュプ』といういやらしい粘液音と喘ぎ声が二重奏となって部屋に響く。
 「そ、そんなっ・・・ご主人様の、ご主人様のっ・・・ひっ!! あふっ!あ、あっ、ひゃふっ!!
 やああああ・・・・・・!!!」
 
 
 ビクビクとテーブルの上で反り返る召使い。アイマスクの下の頬は快楽の色に染まったか、ほんのりと
赤く火照る。いきなり初体験の淫具で責められる少年は切羽詰った喘ぎをあげる。そのときに口端から
チロチロとのぞく、唾液でたっぷりとぬめ光る召使いの舌先が別の生き物のように艶かしく見えた。
 「うわ・・・わっ・・・そ、そんな・・・」
 借金取りは始めこそふて腐れたしぐさでそっぽを向いていたのだが、つい悲鳴につられて一旦視線を
向けてしまうと、責められている召使に張り付いたように視線が離せなくなってしまう。
 その体格には不似合いなほどの立派なシャフトをイワシ姫が『二チュ!ヌチュ!』と情け容赦なく自作の
アダルトグッズで責めたてる。しばらく・・・いや瞬きを5回もしないうちに動きに合わせるよう、少年召使の
ボーイソプラノが切迫した響きを帯びてくる。そして召使の人種にしては抜けるように白い肌の腰が徐々に
せりあがって行く。召使いの快楽パルスにあわせ『ピーピー』と鳴っていたアラームはもうすっかり
上昇したまま戻らず、『ピ―――――』という大きな連続音と化している。
 『にゃふ・・・もうイキそうにゃ・・・』と脳波計とにらめっこしつつ、言葉通り舌なめずりしたイワシ姫は
更に容赦なくそのピストン運動をさらに早め、二人の妹姫たちも囃し立てる。
 「おおっ、召使い君もう限界が近いのだな」
 「だって、キュキュってタマタマが上がってきてるですの――っ!! 」
 「にゃふふ・・・快感のせいで下半身の表在反射が勝手にでてるにゃ、始めはお尻の穴がヒクヒクして次に
タマタマを吊り下げてる筋肉が意思と関係なく勝手にキュンキュン縮まるにゃぁ、要するにタマタマは
筋肉でぶら下がってるだけにゃあ、だから老人になるとタマタマがびろーんてなるにゃあ、まさしく
老いは罪にゃあよ・・・」
 などと叫んで悦に入っているネコ姉妹達をよそに借金取りは顔の赤さが目にも溶け出したように視界は
ピンクに染まったようになってしまって・・・無意識になんどもキッチリとした黒スーツに包まれた太ももを
すり合わせる・・・尻尾の付け根も敏感になってしまって何度も落ち着きなく粗末なソファに座りなおす。
 『なんやねん・・・こんなん・・・こんなんコト、本とかハナシとか全然ちがうやん・・・』
 目の前で繰り広げられる、自分の思ってた常識のはるか上空を突き抜ける出来事に泣きそうになりながら
目が離せない借金取り。昨日少しドキドキしながら購入したレディコミなど今、眼前の出来事に比べれば
『玉子倶楽部、ヒヨコ倶楽部』のようなものである。部屋を飛び出さないのは隣のソファで平気な顔を
してる傘下のアダルトグッズ店の店長に対する本社勤務の自分、という見栄だけだったりする・・・
 
 そしてついに召使いの細身の体が反り返り『グググッ』とブリッジすると狭い部屋いっぱいに切ない
悲鳴を上げる。安物とはいえしっかりとした造りの応接テーブルが召使いの激しい動きに合わせて
ギシギシと鳴るのがその快楽の巨大さを表しているようだ。さっきまで喘ぎ声の合間に時折聞こえていた
『やめて』とか『ゆるして』とか言うセリフはもう出ず、甘くも短く激しい息遣いのような喘ぎになり、
そしてその間隔は短くなり・・・
 
 「ほら、イッちゃえ、イッちゃえにゃっ!! 」
 額に汗を浮かせて召使のシャフトをしごくマナ。亀頭部分に来たとき『ぎゅむ』と絞るようにオナホールを
握る。乱暴な扱いだが、どんなに強く握ってもマナ自らが能力の限りを振り絞り合成した柔らかなシリコン風
魔洸樹脂が力を分散、それが絶妙な快楽に変換され召使いを攻め立てる。もう召使いのシャフトの根元は
先走りかローションの成れの果ての白く泡立ったモノが溢れかえっている。そして血管の浮いた逞しい
シャフトの根元に白いこってりとした卑猥なリングが出来ている。淫靡な音が煽りたてるのか、さらに
召使いは喘ぎ声を高まらせる。マナは商売相手のアダルトショップの店長に聞かせるように言う。
 「にゃふ、いつもはもうちょっと長持ちするコイツがあっという間に絶頂にゃあ!ちなみに本体が
クリアボディだから、シャセイするところがまるわかりにゃあ!! 」
 「なるほどですの!いつもどんなふうに中出しされてるのか解るですの――っ!! 」
 「むむっ、実に興味深いな、口やアソコの感触では判らない部分があるからな・・・」
 興味津々で下半身に集中する視線。
 
 
 「やだぁっ!! 見ないでっ、見ないでぇっ!! 」
 半べそで目隠しされた顔を打ち振るぼく。全員の視線は突き刺さるようにぼくに集中しているのが目隠しを
していてもわかるほど・・・
 「うるさいにゃあ、製品の宣伝のためにもとっとと派手にイクにゃぁ!」
 『ぎゅい!』ご主人様は開いた片手でぼくの胸に手を伸ばすと思い切り先っぽを扱きあげた・・・と、いっても
ご主人様の指はローションまみれなので『にゅくくっ』と指がもどかしいように逃げるだけだが、その強烈な
刺激はぼくの最後のなけなしの我慢を突き崩すのには十分・・・
 「あっ!! ひゅあああっ!ひんんんんっ!!」
 熱いものがイッキにせり上がり瞳に白い火花を散らす。我慢に我慢を重ねた射精感はすさまじく、何度も
まな板の海老のようにかってに体が跳ね上げる。その絶頂の脈動を数えることができたのは5回ほどで、あとは
つかの間意識が飛んだ・・・
 
 
 経験からか、射精のまさに寸前で3分の1ほどオナホールを抜き、よく観察できるようにして待ち構える
マナ。すかさず召使いの絶頂を捉えようと『はんでぃかむ』をアップにするユナ。
 『びゅくっ!』
 「ひゅああああああっ!!!!」
 一際大きな絶叫と共に召使が白濁をぶちまける。そしてゼリーのような白濁が『バチッ!』と音がしそうな
ほどの勢いで透明なオナホールの突き当たりにぶつかる。反動で抜けてしまうのでは?と感じるほどの勢いに
思わず驚くマナ。
 「にゃにゃっ!」
 「おおぅ・・・・・・」
 「でっ、ですのぉ~」
 同じくのけぞる妹たち。だが、驚くべきことはこれではなく、瞬く間に白いマグマは凄まじい速度で透明な
ボディを一気に内側から白く染め上げた。更に白濁は次々と撃ち出され、分厚いはずのシリコン樹脂風の
オナホールを白濁の圧力で逆に中から膨らませるほどパンパンにしてしまう。
 のけぞったまま妹二人がおずおずと言う。
 「い、いつもこんな風に中出しされてたのか・・・な、なんと危険な・・・」
 「あんな勢い良く・・・たくさん・・・いつもユナのお腹、苦しいぐらいパンパンにされちゃってたん
ですの――っ!! 」
 部屋に響く嬌声が急に止んだので、静寂がかえって強く感じられた。意識が戻ったのか目隠しの下、
薄目を開けた召使の、熱で浮かされたような熱い息遣いだけがリビングに響く。
 
 「にゃふふ・・・」
 ご主人様がぼくのシャフトに刺さったままの石油化学ナマコを抜こうとする。
 「ひっ!! ひゅあっ!」
 白濁をこぼさないように入り口を握り締めながら慎重に抜くのでイッたばかりのぼくは敏感になった部分を
更にナマコ内部の緩やかな突起にズリズリとこすられて悲鳴をあげてしまう。
 「にゃあ、た~っぷり出たにゃあ・・・」
 ずっしりと白濁の詰まった石油化学ナマコを指で摘むとぼくの目の前でぷらぷらと揺らし、ペタペタと
目隠しをしているぼくの頬にあてながら言うご主人さま。どのくらい出たのかは判らないけど、たっぷり
出したに違いないはずだ。
 「だ、だって、だって・・・あうぅ・・・」
 本当のエッチと違って情け容赦なく最後の一滴まで責められるのでいつもより二割り増しぐらいで
たくさん出ちゃった・・・なんてこと、恥ずかしくてとても言えず首を打ち振るぼく。
 「さてと、まだカタイうちににゃ・・・こうやって・・・ここに出したヤツを・・・」
 ご主人様はまだ硬度を失っていないぼくのシャフトの根元を握り固定する・・・
 「ふあっ!? 熱っ・・・ご主人様、いったい?」
 不意にシャフトに熱いほどの感触。おそらくナマコを傾けてトロトロと白濁をシャフトの先端に垂らして
いるのだろう。ぼくのシャフトは自分の放出したものであっという間に白くデコレーションされていく。
 「・・・な、なんですか?もう終わりじゃないんですか?」
 自分の出した白濁の意外な温かさに驚きながらもおずおずと聞くぼく。ご主人様の代わりに答えたのはユナ様。
 「ローションの代わりですの、次はこの『おねだりよがり姫「ゆな」オマセな13歳(仮)』ですの――っ!! 」
 「ひいいいいっ!! そんなっ!ひ、1つだけなんじゃないんですか~っ!! 」
 「べつに『1つだけモニターしろ』とも言った覚えはないにゃあ!」
 「がんばるのだぞ召使君!! つ、次はこ、この『おかわりよがり姫「りな」ドキドキ14歳(仮)』
もあるからな・・・」
 「うわああああ~ん!! ご主人様たちなんてだいっ嫌いですぅ!年齢もサバ読んでるし~!! 」
 悲鳴をよそにまたも召使い自身の白濁でデコレーションされた下半身に群がる三姉妹。召使いの抗議の声も
始めうちだけでそれは一分も立たずに快楽の喘ぎ声と卑猥な水音にとって変わられるのであった・・・
 
 
 
 そんなサバトのような出来事を見せつけられてる後ろのソファの二人といえば・・・
 「あわわわわわ・・・そ、そんな・・・昔、お城の姫さまつうたら非道な盗賊を退治してくれたり、幼稚園に絵本を
読みに来てくれはったりしたのに・・・」
 「うふふ、そんな神様みたいな人間、逆に信じられないわ・・・仕事は仕事、アソビはアソビなのよ・・・あなた
街で『お城の秘め事』のお話し、聞いたことないの?あの酒場の吟遊詩人のファブリオって本当だったのね・・・
平民のわたしが実際この目で見られるとは思わなかったわぁ・・・でもきっとまだまだ序の口なんだわ、あなたも
そう思いますでしょ?」
 弱みを見せたくない借金取りは慌てて強がって言う。
 「なっ!まっ、ま、まだエスカレートする・・・あわわ、そ、そうやな!これからや!! し、借金払えんムスメの
方がもっとすごいことされてん・・・たぶん・・・ごにょごにょ・・・」
 最後の小さい言葉のほうはもう店長は聞いていなく、目を輝かせて目の前のショーを見物していた。本当は
逃げ出したい借金取りだったが、ここで飛び出したら、密かに計画しているやんごとなきお方のための今日の
計画がパーになってしまう。なにせとんでもないやんごとなきお方が絡んでいるのでヘタを打つと自分の命が
あっさりなくなる。一瞬だけ気合を入れなおし強がって視線をテーブル方面に向けるも、刺激の強すぎる光景が
否応なしに目に飛び込んでくる。借金取りは大きく深呼吸をするがそれは熱い吐息にしかならなかった・・・
 
 それは男の子のぼくが輪姦されている様・・・三女のユナ姫は商売人であり、医療人なせいで現実的だ。それが
影響しているのか、まさに情け容赦なく石油化学ナマコでぼくのシャフトを責めてくる。
 「ああああっ!! ひゅあああっ!! ユナ様っ!だめえっ!! ぼく、ぼく、イッたばかりでまだ敏感でえっ、
ふきゅああああっ、じゅぽじゅぽやめてえええっ!!!!らめっ、らめ――っ!!!!」
 「ほらほら、イクですの――っ!! どうです?ユナモデルが一番キツキツですの――っ!ほら、それに
『マナ12歳』と違って貫通式だからこんなことも出来るですの――っ!」
 と小刻みにシェイクしながらチクワの反対側からはみだした桃色に色づいたスモモのようなぼくのシャフトの
先端を小さな口で咥えるユナ様。いきなり小さな舌でパンパンに張ったぼくの亀頭をクルクル舐めまわしながら
強烈に吸いたてる。カリの部分をキュッと唇で絞られて、吸いたてつつ意地悪するように尖った犬歯でチクチクと
先っぽを甘く愛撫されると、その危うい快感に本当に女の子みたいな声が出てしまう。目隠しをされている
ぼくは全てのアプローチに対しての心の準備が全くできなくて・・・。このユナ様の攻撃も無防備な状態でまともに
喰らってしまう。凄まじい快感は脳を経由することなく電撃のように体を打ちのめしてからぼくの脳をキックして
なんども突き上げてくるのだ。
 「あっ、あっ!すごい、ひゅごいっ!おかしく、ぼくおかしくなっちゃ・・・もうやめて、ひゃめてぇ・・・」
 「なに言ってるですの――っ!! もっともっと感じるですの、もう自分からいやらしく腰動かしてる
ですの――っ!! 」
 裏筋を硬くした舌先でぞろりと舐め上げてから意地悪にからかうユナ様。その間もナマコはぼくのシャフトに
巻きつき激しくピストン運動されている。
 「ひぇ?・・・うそ・・・あっ、あっ・・・あひゅあああっ!!!」
 目が見えないと不安だ。快楽で思考も感覚もおぼつかない。つい、目隠しの裏側で腰椎をあさましくクイクイと
動かすはしたない自分を想像してしまう。いや、それは想像じゃなくてぼくの欲求なのかもしれない。ぼくの妄想の
腰の動きにシンクロさせてユナ様は両手で持ったナマコをぼくにぶつけるようにシェイクしているようで・・・きっと
ぼくの腰は勝手に踊るように動いてて・・・。ぼくはこんなにエッチじゃないのに・・・追い込むようにご主人様が
耳元で囁く。
 
 「にゃふ、もう観念して『気持ちいい』って言うにゃ・・・その方が早~く、終わって楽ににゃるにゃよ・・・」
 「ひょ、ひょんな・・・ぼく、ぼくぅ・・・あひっ!! 」
 「お前一人でかっこつけることにゃいにゃあ・・・毎晩、最後は泣きわめきにゃがら『イクイク』ってわたしに
すがり付いてたっぷり濃くて白いのでわたしをべたべたにするクセに・・・」
 濡れた言葉を耳元に流し込み、耳朶をネットリと舐め上げられる。ユナ様もガンガンと石油化学ナマコをピストン
しつつ、ナマコから顔を出したぼくの裏筋をピラピラと舌をひらめかせ舐める。飢えたご主人様にたっぷりと
真夜中の寝室でいじめられてる時のエッチなぼくの記憶がフラッシュバックして来て・・・。
 「あっ・・・うっ・・・くはぁっ!・・・ぃぃ・・・ですぅ・・・」
 すんすんと鼻を鳴らせて観念するぼく。ご主人様はぼくの震える唇に軽くキスして舌で口唇をねぶりながら
とても優しく、すごくネットリと言う。
 「ほら、いいにゃよ。いつもみたいにおっきな声でたくさん気持ちいくなるにゃ・・・」
 
 マナの舌にわなわなと召使いの唇が震える感触が伝わる。そして・・・
 「あっ、ひゅあああああああっ!!!!!イクっ!またイッちゃう!二回目なのに、他の人がいるのにぃ~っ!
んああああああっ!!!!!」
 『びゅくっ!びゅくっ!』
 ユナの手を振り払うほど激しくシャフトは脈動し、白い白濁をリビングの空中高く撒き散らし、落ちた残滓は
汗まみれでわななく召使いの白い肌を同系色でデコレーションしていく。部屋のネコ娘は一様にその軌跡を追うため、
頭上を見上げ熱い溜息をつく。
 「ほら、ぜ~んぶ出すですの~っ!ほら、ほらっ、ぴゅっ、ぴゅ――っですのぉ・・・はふぅ・・・」
 慌ててシャフトに巻きついたままのオナホールを握りなおすと射精にあわせて強めにしごきたてる。そのたびに
召使いは絶叫と共に何度も天井に向かって白い白濁を吹き上げる。確実に三射目まで天井のシャンデリアに命中し、
部屋内の柔らかな室内照明にまだらの影の部分を作り出した。
 「すごいわ・・・一回目と同じぐらい濃くて、あんなに高く打ち上げて・・・ヒト召使いってみんなあんなに
凄いのかしら?」
 やっと脳波形のアラーム音が下火になったところで隣の借金取りに上気した顔で聞く店長。少し声が上ずっている。
 「・・・・・・・・・」
 しかし、黒のソフトをアミダにかぶり、足を組んでもの静かに端座している借金取り。その落ち着いた様子を
見て少し悔しげに我に返る店長。
 「・・・わかったわよ、ちょっと興奮しすぎたわ。ちょっとぐらい愉しんでもいいじゃない・・・もう、本社の人間って
真面目すぎのところがきらいよぉ・・・」
 店長はドレスにしまったはずの胸が興奮のあまり半分はみ出てしまっているのに初めて気がつき、それを慌てて
直しながら視線をかぶりつきのステージ・・・もとい応接テーブルにやる。もちろん店長は借金取りが城下町の場末の
ストリップ劇場でやる下世話なショー以上の出し物に半分失神しているということは夢にも思っていなかったりする・・・
 
 濃密なオスの薫りただよう室内に召使いの荒い呼吸が響く。涙でグショグショになってしまった目隠しが
痛々しくも発情した雌ネコたちの加虐心を煽りたてる。真っ昼間というのにこの部屋だけは真夜中のアンニュイな
雰囲気が漂う。ソラヤや文緒に比べると美少年でないはずのマナの召使いだがイクたびに不思議とどんどん
艶めいてくるような気がした。
 召使いの強烈な快楽にあわせうるさいほど鳴っていた脳波計のアラームがやっと気にならない程度に
音量を落し始める。すると満を持して一際肉厚の大きなオナホールを持った三つ子の次女の赤毛のネコ姫が
いそいそと立ち上がる。
 「・・・やっと私の番が、きょうも二人の熱いプレイを・・・むむっ!! 召使い君、元気がないぞ・・・」
 力を失ったシャフトを見て、愕然とするリナ。焦れて半萎えになったシャフトをしごくものの、それは一向に
力を取り戻さない。
 「う、ううっ・・・!! きっと召使い君は私の事をオンナとして見ていないのだ・・・きっと姉上やユナと違って
『原始ネコ』とか『脳筋女』とか思っているんだ――っ!! 」
 と、きわめて妥当かつ真っ当な事を嘆くリナなのだが、人のいい召使いは息も絶え絶えなのに本気かつ
でオートマチックでフォローしてしまう。
 「ち、違いますってば!! す、少し休めば・・・ちょっと待ってください、お願いしますから・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
 『もう出来ません』と突っぱねればいいのに、何度も唾を飲み、息を整えながらこんなことを言ってしまう
馬鹿正直な召使い。
 
 『なんでエレクチオンしないの――ッ!! 』と頭を抱え嘆くリナが自分の部屋の調度に八つ当たりし始めないうちに
マナが立ち上がる。
 「リナ、泣くにゃ・・・わたしが手伝ってやるにゃあ・・・」
 「あ、姉上・・・」
 美しい姉妹愛。しかし召使いは嫌な予感全開で全身を総毛立たせるのであった・・・
 
 
 「ちゃらららっちゃら~!『なぜなにこちむい』今日は使い物にならない召使いに再度の気合を入れる方法を
お前たちに教えるにゃ!」
 学習番組のお姉さんみたいなノリで姉妹とクライアントの4人に言うごマナ。召使いはこれから自分の身に
降りかかる想像も付かない出来事に手足をバタつかせるがロープは全く緩まない。
 「さあ、どうするか判る人はいるかにゃ?」
 「は――い、ですの――っ!! 」
 ユナが元気良く手を上げる。
 「知ってるですの、また棒で召使いくんの尿道責めですの――っ!! 」
 「ひいいいいいいいっ!」
 昔のトラウマに激しく暴れる召使い。マナがびしりとユナを指差して言う。
 「甘いにゃっ!同じ事をやってたら読者に見放されるにゃ・・・それに今日は幸運にもコレがあるし・・・」
 二マリと笑うとローションのビンを手に取るマナ。トロリと透明な粘液を指に這わせる。がたがた震え
ながら召使いは言う。
 「も、もしかして・・・」
 
 「今日は前立腺責めにゃあ・・・今日はお前の全てを行き着くトコまでわたしのモノにするにゃあ・・・」
 「ご主人様っ!! そ、それだけはっ!ぼく、本気で・・・むぐっ・・・む~む~っ!! 」
 「リナ、ユナ」
 ご主人様が短く言うと、手早く二人の妹姫がぼくに破ったシャツの切れ端でさるぐつわを噛ませ・・・ようと
するがすかさず店長さんが「ウチの製品なの、エイディア様にも卸してるのよ」とボールギャグを出してきて
それをぼくは噛まされる。だんだん店長さんまでご主人様に毒されて来ているのが恐ろしい。
 「ほら、あんまり動くと中の粘膜を傷付けちゃうにゃよ」
 ローションに塗れた指がぼくの下のトコロを小さく指で円を描くようにしてアプローチする。
 「ひゅぶっ!? んむ――っ!! 」
 体をよじるが応接テーブルの天板を足の間にうまく噛ませてあって足が閉じない。『助けて!! 』と
目で訴え見物人たちの方を見やるが、目隠しをされては効果も半減だ。逆にそのみんなの視線が欲望に
染まってぼくを視姦するのが痛いほどわかる。
 「ほら、初めてでもにゃいクセにカマトトぶるにゃ!」
 ご主人様の指に『くっ』と僅かに力が入ると、ぬめるご主人様の指先がぼくの中に侵入してくる。
 「ひゅっ!くゅふふあああぁぁ!! 」
 ボールギャグのせいで悲鳴はくもぐり、球体に開いた無数の穴から唾液が溢れ、だらしなくぼくの口元に
伝うのが判る。そんな姿を見られてると思うと羞恥で全身を火で炙られたように更に身をよじってしまう。
冷たい汗がどっと体に溢れ一気に体中がテラテラと光る。
 「んっ、うぶっ、くっふぁ、あっ、おっ・・・」
 異物感に冷たい汗がでる。第一関節が埋まるとご主人様は小さく笑い小さく指を蠢かせぼくの反応を楽しむ、
ご主人様の指が締め付けるリングをよじらせるようにするたびにぼくは悲鳴を上げてしまう。何度も何度も
声を上げ悲鳴と共に許しを請う・・・だって早くしないと、早くしないとぼくが気持ちいくなってしまいそうで・・・。
ぼくがどう反応するか判っているご主人様はリズミカルに指でぼくの後ろに振動を与えて来る。
 「うっ、んっ、あっ、ああっ・・・」
 
 『・・・ピ、・・・ピー・・・ピピ、ピー・・・』
 ぼくはどこかで小さくアラームが途切れ途切れに鳴り出したのを感じたけど、トロトロになってしまった
思考のせいでそれが何を意味するのかよく思い出せない・・・
 
 
 
 
 

 

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