自治体職員有志の会

有志の会とは

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1 当会(自治体職員有志の会)の趣旨

自治体職員を取り巻く環境が大きく変わる中で、危機感ばかり持つのではなく、自治体職員個々人が主体的に、あるべき自治体の姿、あるべき自治体職員像を共に考えるため、当会を設立する。厳しい道のりの向こうには、やりがいのある「仕事」とそれを支える「組織」があると信じて議論を進め提言を行う。またその働き方を実現する、自治体の人事・組織・給与・研修・勤務体系のあり方についても積極的に提言していく。活動や普段の仕事を通じて、「モノ言わぬ公務員」から「良いことを言い実行する自治体職員」に脱皮することを目指す。
 
2 当会(自治体職員有志の会)の運営の原則
  当会は、できるだけ多くの高い志を持った自治体職員に純粋な気持ちで参加してもらうために、
 ①全国各地の自治体職員が所属や立場の違いを超えて個人の立場で自由に議論する「場」とする。
 ②何らの政治性を帯びるものではなく特定の自治体・首長・政党を支持又は批判する場としない。
  という運営の大前提に基づいて、
  ①住民満足度のさらなる向上を目指すための「自治体」「自治体職員」の将来像
  ②心から誇りを持って住民満足度の向上に貢献しようとする高い志を持つ職員を支える職場環境のあり方
 などを検討する場とする。
 
3 当会の構成員
自治体職員及び自治体関係者(関係団体職員等)(平成18年12月10日現在)
505名(47都道府県の230自治体に所属(内訳:41都道府県・145市区・44町村)
 
4 当会の活動内容
(1) メーリングリストによる意見交換
ウェブ上でメーリングリストグループを形成し、メンバー間で意見交換・情報交換を行い、相互研鑚を行っている。(MLのアドレス:http://groups.yahoo.co.jp/group/JYK2012 1月当たりの投稿数は約200~300件)
(2) ホームページによる情報提供、提言活動
 当会のホームページを立ち上げ、当会の意見交換の内容や地方自治や公務員のキャリアデザインに関する提言等を行っている。(HPのアドレス:http://sites.google.com/site/cdkikaku/ 1月当たりのアクセス件数は、約12,000件)
(3) 自治体首長を招いての講演会及びオフ会の開催
 ウェブ上の意見交換に加えて、自治体改革に積極的に取り組まれている自治体首長をメインゲストにお迎えし、改革に向けた取り組みや課題等をお聞きするとともに、議論の場にお入りいただき、活発な意見交換を行うための講演会及びオフ会を開催している。
 
※これまでのオフ会の実施状況
●第1回 平成15年6月27日 森 貞述愛知県高浜市長 :名古屋国際センター(名古屋市)
  テーマ:「住民自治の確立とこれから求められる自治体職員像」
●第2回 平成15年8月29日 白井 文兵庫県尼崎市長 :西宮市大学交流センター(西宮市)
  テーマ:「これからの行政のあり方と求められる自治体職員像」
●第3回 平成15年11月28・29日 後藤國利大分県臼杵市長 :ふれあい情報センター(臼杵市)
  テーマ:「臼杵に夢中の市役所づくり~なぜ短期間に市が変わったか~」
●第4回 平成16年2月6日 穂坂 邦夫埼玉県志木市長 :フォーシーズンズ志木(志木市)
  テーマ:「志木市における住民自治確立のための取り組みと今後求められる自治体職員像」
●第5回 平成16年6月18・19日 逢坂 誠二ニセコ町長 :ニセコグランドホテル(ニセコ町)
  テーマ:「自治基本条例の『心』を具現化する職員像と人材育成について」
●第6回 平成16年11月5日 浅野 史朗宮城県知事 :勾当台会館(仙台市)
  テーマ:「真の地方自治の確立~地方財政自立改革を中心に~」
●第7回 平成17年5月20日 橋本 大二郎高知県知事 :龍馬の生まれたまち記念館(高知市)
  テーマ:「モノ言わぬ公務員」から「良いことを言い実行する公務員」への脱皮を目指す
●第8回 平成17年10月28日 清原 慶子三鷹市長 :三鷹市産業プラザ(三鷹市)
  テーマ:「創造的な自治体経営」を目指して~三鷹市の自治体経営改革の実践から~
●第9回 平成18年2月24日 古川 康佐賀県知事 :iスクエアビル(佐賀市)
  テーマ:「佐賀ナウ」
●第10回 平成18年10月27日 第10回オフ会記念フォーラム
  テーマ:「自治体はこのままで大丈夫?~本音で語ろう地方自治」
  講演  遠藤 誠作(福島県三春町行財政改革室長)
   テーマ:「三春町の挑戦~企業経営手法の導入」 
パネルディスカッション
  問題提起:大島 博文(神戸市職員) 司会進行:坂口 正治(ふくしま自治研修センター教授)
   コメンテーター:遠藤 哲哉 青森公立大学経営経済学部教授
   パネリスト:齋藤  弘 山形県知事  熊坂 義裕 宮古市長
          安部三十郎 米沢市長   柳村 純一 滝沢村長
 
()シンポジウムの開催
第1回シンポジウム
 日時:平成16年8月21日(土)13時00分~17時20分(その後交流会)
 場所:高浜市いきいき広場「いきいきホール」
 参加者:約150名
基調報告 山路 栄一 三重県職員
  テーマ:「自治体職員有志の会のこれまでの活動と今後の展開について」
基調講演 後 房雄 名古屋大学法学部教授
  テーマ:「自治体の再生は可能か−戦略経営、行政評価、NPO」
自治体職員有志の会メンバーによる取組み報告
  ○自治体におけるコンピテンシー制度の導入(夕部 雅丈:高知県職員)
  ○自治体コールセンターの取り組み(北川 憲司:札幌市職員)
  ○自治体DNA運動の取り組み(秋吉 誠:福岡市職員)
パネルディスカッション
  テーマ:「自治体改革の戦略と新たな自治体職員像」
  ○コーディネーター:石原 俊彦 関西学院大学産業研究所教授
  ○パネリスト(順不同):穂坂邦夫(埼玉県志木市長)、森 貞述(愛知県高浜市長)、
   白井 文(兵庫県尼崎市長)、後藤國利(大分県臼杵市長)、
   戸崎将宏(千葉県職員)、藤井理香(長崎県国見町職員)
 
第2回シンポジウム
  日時:平成17年8月27日(土)13時00分~17時30分(その後交流会)
  場所:西宮市フレンテホール
  参加者:約300名
  開会挨拶・有志の会活動報告 大島 博文(神戸市職員)
  各自治体等取り組み報告、自主研究グループ活動紹介
○尼崎市「YAAるぞ運動」(吉田 淳史:尼崎市職員)
○岸和田市「人材育成型評価制度」(小堀 喜康:岸和田市職員)
○スーパー公務員養成塾の取り組み紹介(鈴木 英敬:経済産業省)
○各自主研究グループの活動紹介(チョウチョの会(滋賀県)、
    Now For Future!!(福岡市)、沖縄自治体職員ネットワーク
  基調講演 稲継 裕昭大阪市立大学教授 
   テーマ:「公務員制度改革と人材開発」
  パネルディスカッション (順不同) 
   テーマ:「住民サービスを高める自治体トップと職員の協働・人づくり」
 ○コーディネーター:大阪市立大学 稲継 裕昭教授
 ○パネリスト:橋本 大二郎(高知県知事)、白井 文(尼崎市長)、
   逢坂 誠二(ニセコ町長)、山路 栄一(三重県職員)、小堀 喜康(岸和田市職員)
 
第3回シンポジウム
  日時:平成18年8月19日(土)13時00分~17時30分(その後交流会)
  場所:NTT夢天神ホール(福岡市)
  参加者:約200名
  開会挨拶~開催主旨、有志の会の活動(山路 栄一 三重県職員
  首長、職員の取組み報告(各20分)
○齋藤弘山形県知事(有志の会会員)「100年後にも誇りに思える元気な山形県」づくり
○横浜に改革の火種を!(横浜火種の会のメンバー)
○なぜ自主的に活動をするのか!(ナウ・フォー・フューチャー)
  基調講演 九州大学大学院法学研究院 木佐茂男教授
   テーマ:「あなたは変革の担い手となりえるのか?~今、自治体の危機を考える」
  パネルディスカッション 
   テーマ:「地域から日本を変えよう!自治体職員が住民と共に」
○コーディネーター(関西学院大学大学院経済学研究科 小西砂千夫教授)
   ○パネリスト(順不同):古川康佐賀県知事、後藤國利臼杵市長、
    河内山哲朗柳井市長、
乙丸 法道(久留米市職員)、山崎 栄子(大野城市職員)





 



 
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